フィントロール
ウィキペディア フリーな encyclopedia
フィントロール (Finntroll)は、フィンランド・ヘルシンキ出身のフォーク・メタルバンド。フォークメタルとブラックメタルの要素を組み合わせた音楽性である。フィントロールの歌詞は、「Madon Laulu」(『Visor om slutet』収録)を除いて、全てスウェーデン語で書かれている。これは、最初のボーカリストであるヤン・ヤンセンがスウェーデン系フィンランド人であり、フィンランドの中では少数であるスウェーデン語話者であることに加えて、フィンランド語よりもスウェーデン語の方が、バンドの標榜する"trollish"により合っていると考えられたためである[2]。ヤンセン脱退後、ボーカリストは変遷したものの、現在までスウェーデン語による作詞が続けられている。
この項目「フィントロール」は翻訳されたばかりのものです。不自然あるいは曖昧な表現などが含まれる可能性があり、このままでは読みづらいかもしれません。(原文:英語版 "Finntroll" 16:47, 12 May 2013 (UTC)) 修正、加筆に協力し、現在の表現をより自然な表現にして下さる方を求めています。ノートページや履歴も参照してください。(2013年6月) |
概要 フィントロールFinntroll, 基本情報 ...
フィントロール Finntroll | |
---|---|
2008年 | |
基本情報 | |
出身地 |
フィンランド 南スオミ州 ウーシマー県 ヘルシンキ |
ジャンル |
フォーク・メタル[1] ブラックメタル[1] |
活動期間 | 1997年 - |
レーベル |
スパイクファーム・レコード スパインファーム・レコード センチュリー・メディア・レコード キングレコード |
公式サイト | finntroll.net |
メンバー |
マティアス・リルモーンス (ボーカル) サムリ・ポンシマー (ギター) ミカエル・カールボン (ギター) サミ・ウーシタロ (ベース) ヘンリ・ソルヴァリ (キーボード、ギター) アレクシ・ヴィルタ (キーボード) ヘイッキ・サーリ (ドラムス) |
旧メンバー |
ヤン・ヤンセン (ボーカル) タピオ・ウィルスカ (ボーカル) テーム・ライモランタ (ギター) トミ・ウルグレン (ギター) ミカエル・ハルユ (ベース) ラウノ・ライモランタ (ドラムス、キーボード) サム・ルオツァライネン (ドラムス) |
閉じる
バンドメンバーである、マティアス・リルモーンスとサムリ・ポンシマーによれば、バンド名はフィンランドの伝説に由来するという。その伝説では、フィンランドに来たスウェーデンの聖職者達は、その土地の人々と戦いになり、一団は壊滅する。その残党たちは、"Finn-Troll"という話を作り上げ、広めた。
フィントロールの歌詞は、主に架空のトロールの王"Rivfader"を中心とした伝説や御伽噺を扱っている。このトロール達は、彼らの土地に入り込みキリスト教の布教を行うキリスト教徒たちと闘っている。この回想的テーマは、"Aamund"と"Kettil"と名付けられた2人の聖職者の物語である。最初の3枚のアルバムの楽曲は、やや短めであるが、この2人が徐々にトロール達との争いに巻き込まれ、憤怒するRivfaderの手下たちに次々に打ち負かされ、ボロボロになっていく様を激しい楽曲で表現している。