ペルム紀
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ペルム紀(ペルムき、Permian period)は、今から約2億9900万年前から約2億5100万年前までを指す地質時代である。ただし開始と終了の時期はそれぞれ数百万年の誤差がある。以前はドイツの(上下二分される)地層名から二畳紀(にじょうき)と呼ばれることが多かったが、近年はペルム紀と呼ばれることが多い。石炭紀の後、三畳紀(トリアス紀)の前の紀である。また、古生代の最後の紀であり、ペルム紀が終わると中生代となる。ペルム紀という名前は、ロシアのペルミという都市から名付けられた。ペルム紀は約2億7300万年前までを前期(Cisuralian)、約2億5900万年前までを中期(Guadalupian)、それ以降を後期(Lopingian)として区分される(こちらも開始と終了の時期はそれぞれ数百万から数十万年程の誤差がある)。