ボートン=オン=ザ=ウォーター(Bourton-on-the-Water)は、イングランドのコッツウォルズ地域にあるグロスターシャー州のヴィレッジで行政教区(Civil Parish)である。 2019年6月30日の人口は推定4073人だが、未だ小さい村のように考えられている。

概要 ボートン=オン=ザ=ウォーター Bourton-on-the-Water, 座標 : 北緯51度53分 西経01度46分 ...
ボートン=オン=ザ=ウォーター
Bourton-on-the-Water
イングランドの旗
Thumb
座標 : 北緯51度53分 西経01度46分
行政
イギリスの旗 イギリス
 連合王国 イングランドの旗イングランド
 リージョン サウス・ウェスト・イングランド
 カウンティ グロスタシャー
 ディストリクト コッツウォルド
 ヴィレッジ、行政教区 ボートン=オン=ザ=ウォーター
人口
人口 (2019年6月30日(推定)現在)
  ヴィレッジ、行政教区域 4073人[1]
その他
等時帯 西ヨーロッパ時間 (UTC+0)
夏時間 西ヨーロッパ夏時間 (UTC+1)
郵便番号 GL54
市外局番 01451
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歴史

ボートン=オン=ザ=ウォーターにおける最古の人間の活動の記録は、虐殺橋近くの砂利の中から発見された、新石器時代(紀元前4000年頃)の陶器である。 サーモンズベリー牧草地SSSI英語版の発掘からは、新石器時代から青銅器時代ブリタンニア時代(紀元前43年410年)の間、常に定住が有った事が判明している。 ローマ時代の道であるイックニールド街道英語版(リクニールド街道)は、ボートン=オン=ザ=ウォーターでフォッセ街道英語版から分岐し、南ヨークシャーテンプルボロー英語版に向かう[2]古代ローマ陶器英語版古代ローマの通貨が村で発掘されている事からも、ローマ帝国の支配を受けていた事が分かる。

708年サクソン人の木こりが古代ローマ寺院の上に教会を建てた。

11世紀までにノルマン様式建築の教会が建てられ、ウィンドラッシュ川に沿って村は今よりも繁栄していた。

14世紀には現存する聖ローレンス教会の一部が建てられたが、その殆どは17世紀18世紀に建てられた[3]

1654年1953年の間に建てられたウィンドラッシュ川にかかる橋から、「コッツウォルズのベネチア」と呼ばれている。

1862年、旅客列車が開通した。

1908年国防義勇軍の前身が結成されると、人員募集の為に王立グロスタシャー・ユサール英語版が承認された。 この結成を受けて、連隊はB戦隊から兵の維持を受けた。 現在でも連隊は王立ウェセックス義勇農兵団英語版の中で人員募集を続けている[4]

1920年代には観光客が増え、1937年にはボートン=オン=ザ=ウォーター・モデル村英語版が建てられた。 1931年1951年には大きく人口が増加した[5]。 村の住宅や店はコッツウォルズ風の黄色いライムストーンの切石積みで建てられている。

1962年、旅客列車が廃止された。

2002年に公開されたジェームズ・ボンドの映画、「007 ダイ・アナザー・デイ」では、村内の駐車場や近隣の滑走路が撮影地になった[6]

観光事業

ボートンにはたくさんの観光施設がある。

  • ウインドラッシュ川にはいくつかの歩道橋や小さな道がかけられていて、夏には旧式フットボールが行われる。
  • コッツウォルズ自動車記念館
  • バードランド(鳥類のテーマパーク)
  • 村・鉄道のミニチュア

出身人物

脚注

外部リンク

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