モラーヌ・ソルニエ L(Morane-Saulnier L)は、第一次世界大戦当時のフランスのパラソル翼飛行機。本機はプロペラ回転面を通して銃弾を射撃できるように中心線に固定銃を装備されたことで、戦闘機の思想を生んだ[1]。
モラーヌ・ソルニエ L
捕獲されてドイツ軍のマークを付けたモラーヌ・ソルニエ L
- 用途:戦闘機
- 製造者:モラーヌ・ソルニエ
- 運用者**フランス空軍
- 生産数:600機
- 運用開始:1914年
単座または複座であり、機関銃1挺を前方に向けて装備した。この装備方法には、銃の前方に位置するプロペラに楔型の装甲を施して防護することで、プロペラ回転面を通して銃弾を発射できるという特色があった。