リベラル・アーツ
原義・古代では「テクネー(学芸・技術)」などに由来する自由な諸学芸・諸技術を指し、近代以降では一般教養・人文的学芸を指す用語 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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リベラル・アーツ(英語: liberal arts, ラテン語: artēs līberālēs)は、『大学事典』で自由な知的探究のためのディシプリンの総称
とされている[1]。(「ディシプリン」は規律・統制・学科などを指す[2]。) リベラル・アーツは「自由学芸」や「教養諸学」とも呼ばれており[1]、学術論文では自由人の諸技術
とも表記される[3][4]。
リベラル・アーツは「実用的な目的から離れた純粋な教養」や「一般教養」とも[5]、または人文学・芸術・自然科学・社会科学などの分野の基礎知識を横断的に学ぶプログラムともされる[6]。その語源や由来は、古代ギリシア・ローマ文化を受け継ぐ中世ヨーロッパが生んだ「セブン・リベラル・アーツ」(=自由七科)であり[7]、さらに古くはラテン語の「アルス」(=技術知)および「アルテス・リベラレス」(=自由学芸)[8][1]、古代ギリシア語の「テクネー」(=技術知)および「エンキュクリオス・パイデイア」(=円環的教養)だとされている[8][1]。