レムチャバン港
ウィキペディア フリーな encyclopedia
レムチャバン港 (レムチャバンこう、タイ語:ท่าเรือแหลมฉบัง、英語:Laem Chabang Port) は、タイ中部チョンブリー県バーンラムン郡にあるタイ王国の代表的な港湾。「レームチャバン港」と日本語では記載されることもある。タイランド湾の最奥部であるバンコク湾の出口付近にあり、バンコク湾の他の大規模港湾よりも外海に近い位置にある。
1991年に、コンテナ化に対応するために開港した国際貿易港である。開港後、急速な発展を遂げており、1997年に同国バンコク港の貨物取扱量を抜き最大の港湾となった。タイに立ち寄る国際的なコンテナ船航路のほとんどがこの港を使用している。
コンテナ船をはじめバルク船、自動車専用のターミナルも併設されている。敷地面積1,014ha。
バンコク東30kmにある通関拠点、ラートクラバン内陸コンテナ・デポ(Lat Krabang ICD)とは一体的に運営されている。レムチャバン港のコンテナターミナルとこのデポの間は鉄道で直接結ばれている他、レムチャバン港-バンコク間の高速道路も開通しており、トラクターによる道路輸送も可能[1]。
同港にはレムチャバン工業団地が隣接している。