ロックフォール (チーズ)
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ロックフォール (Roquefort) はアオカビで熟成されるブルーチーズの代表格で、フランス産。 また、フランス最古のチーズといわれている。
概要 ロックフォール Roquefort, 分類 ...
ロックフォール Roquefort | |
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分類 | 青かびタイプ |
原料 | 羊乳(生乳) |
原産国 | フランス |
原産地 | ミディ=ピレネー地域圏アヴェロン県ロックフォール=シュル=スールゾン村 |
生産場所 | 酪農場、酪農工場 |
生産期間 | 通年 |
形状 | 円筒状 |
大きさ | φ19-20cm、h8.5-10.5cm |
重量 | 2.5-2.9Kg |
乾燥成分 | 56%以上 |
脂肪分 | 乾燥成分の52%以上 |
表皮 | 無し、表面は湿潤 |
菌種 | Penicillium roqueforti |
熟成 | 洞窟内で3ヶ月以上 |
呼称統制 |
AOC "Roquefort" 1979年10月22日取得 |
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フランス南部ミディ=ピレネー地域圏アヴェロン県のロックフォール=シュル=スールゾン村の地下に広がる洞窟に、コムギとオオムギの粉で作ったパンを設置して採取、繁殖させたアオカビの一種 Penicillium roqueforti により熟成させたヒツジの乳によるチーズ[1]。
伝説的には数千年前、この村内のコンバルー山北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たとも言われるが、確かなところはわからない。現在もこの洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ないアペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ(AOC、原産地統制呼称)指定を受けている。