ヴ
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ヴ、ゔ(う゛)は、母音 /u/([u]または[ɯ])を示す文字「う」、「ウ」に濁点を付した文字である。通常では子音である。 また、小学校の教科書等では、「ヴ」を用いることは、一切ない。
この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。
概要 平仮名, 文字 ...
平仮名 | |
---|---|
文字 |
ゔ |
字源 | うに濁点 |
JIS X 0213 | 1-4-84 |
Unicode | U+3094 |
片仮名 | |
文字 |
ヴ |
字源 | ウに濁点 |
JIS X 0213 | 1-5-84 |
Unicode | U+30F4 |
言語 | |
言語 | ja |
ローマ字 | |
ヘボン式 | VU |
訓令式 | BU |
JIS X 4063 | vu |
発音 | |
IPA | vɯ̹ |
種別 | |
音 | 濁音 |
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日本語に本来存在しない子音である有声唇歯摩擦音 [v]の音を仮名で表すために用いられる。外来語は原則としてカタカナによって表記されるため、一般には「ヴ」を用いる。
ひらがなの「う」に濁点が付いた字は、JIS X 0213 において、かな漢字変換で平仮名入力する際に、対応する平仮名による表示が可能になるように採録された[1]。 固有名詞等では「ゔ(う゛)」という表記も使用される場合もある。漫画などに見られる「ゔ(う゛)」については濁音を参照。