九六式陸上攻撃機
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九六式陸上攻撃機(きゅうろくしきりくじょうこうげきき)は、大日本帝国海軍の陸上攻撃機。
三菱 G3M 九六式陸上攻撃機
九五式陸上攻撃機(九五陸攻)の後継機であり、九六式艦上戦闘機と並んで、日本の航空技術が欧米と同等のレベルまで進んだことを示した最初の機体である。当時としては高い航続性能を有し、太平洋戦争開始前の日中戦争(支那事変)から太平洋戦争の初期まで第一線で活躍した。なお海軍の命名法によって急降下爆撃ができない本機は爆撃機ではなく攻撃機とされた。
略称は九六陸攻(きゅうろくりくこう)。中型攻撃機として作られたことから、後継機の一式陸上攻撃機とともに通称「中攻」と呼ばれた。連合国軍のコードネームはG3M 爆撃機をNell(ネル)、輸送機をTina(ティナ)としていた[1]。