五番町夕霧楼ウィキペディア フリーな encyclopedia 『五番町夕霧楼』(ごばんちょうゆうぎりろう)は、水上勉の小説。1962年発表。1958年の売春防止法施行まで存在していた京都の五番町遊廓を舞台に、家族を養うために丹後からきた少女とその幼馴染である学生僧との悲恋を描いている[1]。1956年に出た三島由紀夫の『金閣寺』へのアンサーとして書いた[2]。水上の代表作であり、1950年に起きた金閣寺放火事件と水上の実体験が題材になっている。この事件に関して各方面への取材を重ね、1979年にノンフィクション『金閣炎上』(新潮社)も出版した。 ポータル 文学 旧五番町遊廓 (京都市上京区、2000年撮影)
『五番町夕霧楼』(ごばんちょうゆうぎりろう)は、水上勉の小説。1962年発表。1958年の売春防止法施行まで存在していた京都の五番町遊廓を舞台に、家族を養うために丹後からきた少女とその幼馴染である学生僧との悲恋を描いている[1]。1956年に出た三島由紀夫の『金閣寺』へのアンサーとして書いた[2]。水上の代表作であり、1950年に起きた金閣寺放火事件と水上の実体験が題材になっている。この事件に関して各方面への取材を重ね、1979年にノンフィクション『金閣炎上』(新潮社)も出版した。 ポータル 文学 旧五番町遊廓 (京都市上京区、2000年撮影)