光ディスク
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光ディスク(ひかりディスク、英: Optical disc)とは、樹脂等で作られた厚さ数ミリ程度の円盤の表面に、微細な凹凸を形成する等の方法により、情報を記録するための記録媒体(ディスクメディア)である[1]。光学ディスクとも呼ばれる[2]。また光ディスクの情報を読み書きするための装置は光学ドライブと呼ばれる。
光を使って読み書きするので、埃や指紋の付着によるデータの読み出しに対する悪影響が磁気ディスクよりは少なく、[要出典]磁気によるデータ損失の影響もない。こうした特性からリムーバブルメディアとしての利用に優れており、オーディオ・ビジュアル分野の機器で使用するための音楽や映像(動画)作品あるいはパーソナルコンピュータやゲーム機用のソフトウェア供給媒体(ディスクメディア)として幅広く利用されている。
しかし2000年代末期からブロードバンドインターネットを利用した配信(ダウンロード・ストリーミング)などが台頭、さらに物理的にディスクドライブが内蔵困難なスマートフォン・タブレット端末・軽量ノートパソコンが普及したことにより、利用は減少傾向にある。