共有資源
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「分散コンピューティング」とは異なります。 |
共有資源(きょうゆうしげん)とは、コンピュータネットワーキングにおいて、別のコンピュータからリモートアクセスすることが可能なコンピュータ上のデバイスや情報の一部のことである。ネットワーク共有とも呼ばれる。一般的にはLANや企業イントラネットを通じて行われ、リモートアクセスされるコンピュータはまるでローカルマシンのように透過的である。
例としては、共有ファイルアクセス(ディスク共有やフォルダ共有として知られる)、共有プリンターアクセス(プリンター共有)、共有スキャナアクセスなどが挙げられる。共有資源はディスク共有(マウントされたディスクとして知られる)、共有ドライブボリューム、共有フォルダ、共有ファイル、共有ドキュメント、共有プリンター、あるいは共有スキャナと呼ばれる。
専門用語としてのファイル共有は、例えばMicrosoft Windowsのドキュメント[1]のように、伝統的には特にオペレーティングシステムとLANとインターネットサービスを背景とした共有ファイルアクセスを意味している。しかしながら、BitTorrentや類似のアプリケーションが2000年代初期に利用可能になったように、専門用語としてのファイル共有はインターネットを介したPeer to Peerファイル共有に関連付けられるようになってきている。