処置時の鎮静・鎮痛
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処置時の鎮静・鎮痛(しょちじのちんせい・ちんつう、英: procedural sedation and analgesia: PSA)とは、患者に処置を行うために、鎮静・解離作用のある薬を、通常は鎮痛薬とともに投与する医療行為である。全体的な目標は、患者の自力呼吸能力を維持しながら、意識レベルを低下させることである。このプロセスでは気道保護反射は損なわれ[1]ないため、気管挿管は必要ない。PSAは手術室だけでなく、救急診療でもよく行われる。旧来は意識下鎮静(英: conscious sedation)や処置時の鎮静(英: procedural sedation)と呼ばれていたが、鎮痛の重要性が近年認識され、PSAという呼び名が普及しつつある[2]。
「鎮静」も参照