吉本隆明
1924-2012, 思想家、詩人、評論家。 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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吉本 隆明(よしもと たかあき、1924年〈大正13年〉11月25日 - 2012年〈平成24年〉3月16日)は、日本の詩人[1]、評論家。「隆明」を音読みして「りゅうめい」と読まれることも多い。漫画家のハルノ宵子は長女。作家の吉本ばななは次女。
概要 吉本 隆明(よしもと たかあき), ペンネーム ...
吉本 隆明 (よしもと たかあき) | |
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1965年10月14日、田端の自宅で撮影 | |
ペンネーム | 逸見 明(いつみ あきら) |
誕生 |
同じ (1924-11-25) 1924年11月25日 日本・東京府東京市月島 |
死没 |
(2012-03-16) 2012年3月16日(87歳没) 日本・東京都文京区千駄木 |
墓地 | 日本・東京都杉並区、築地本願寺和田堀廟所 |
職業 | 詩人、評論家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 東京工業大学電気化学科卒業 |
活動期間 | 1952年 - 2012年 |
ジャンル | 詩、評論 |
文学活動 |
荒地 試行 |
代表作 |
『固有時との対話』(1952年) 『転位のための十篇』(1953年) |
主な受賞歴 |
小林秀雄賞(2003年) 藤村記念歴程賞(2003年) 第19回宮沢賢治賞(2008年) |
デビュー作 | 『固有時との対話』(1952年) |
配偶者 | 和子(1956年[注釈 1] - 死去) |
子供 |
ハルノ宵子(長女) 吉本ばなな(次女) |
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概要 人物情報, 生誕 ...
人物情報 | |
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生誕 | (1924-11-25) 1924年11月25日 |
死没 | (2012-03-16) 2012年3月16日(87歳没) |
学問 | |
研究機関 | 東京工業大学世界文明センター特任教授 |
特筆すべき概念 | 戦後日本の思想 |
主要な作品 |
『芸術的抵抗と挫折』(1959年) 『言語にとって美とはなにか』(1965年) 『共同幻想論』(1968年) 『心的現象論序説』(1971年) 『マス・イメージ論』(1984年) |
影響を受けた人物 |
カール・マルクス ジークムント・フロイト シモーヌ・ヴェイユ (哲学者) マタイの福音書 小林秀雄 親鸞 保田与重郎 遠山啓など多数 |
影響を与えた人物 |
磯田光一 川上春雄 三上治 月村敏行 山本哲士 上村武男 高橋順一 神山睦美 上野千鶴子 中沢新一 内田樹 宮台真司 60年安保闘争 共産主義者同盟叛旗派など多数 |
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米沢高等工業学校(現在の山形大学工学部)卒業。 東京工業大学電気化学科卒業。学位は学士。
第二次世界大戦後、詩人として出発し、詩集『固有時との対話』(1952年)などを発表。次いで『文学者の戦争責任』(1956年)、『転向論』(1958年)などで評論家の地位を確立した。東京下町の生活と文化を思想の下地にして、多方面の時代の問題について積極的に批評を展開。『高村光太郎』(1957年)、『共同幻想論』(1968年)、『ハイ・イメージ論』(1989年)など多数の著書があり、長きにわたって日本の論壇をリードした。