固定観念
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固定観念(こていかんねん)は、固着観念(こちゃくかんねん)ともいい、ある人が自らの心中に潜在している「主観」「物事について抱いているイメージ」に囚われており、考え方が凝り固まっている状態。状況が違っても考え方を変えず、他者の意見に耳を貸さない頑固な考え・その意識のこと[1][2][3]。
使う者がかなりいるが、「固定概念」は辞書にもない誤用[1][2]。そもそも「概念」は客観的事実や辞書的意味を表し、主観を意味する「観念」とは対義的な語である[2]。固定観念は「個人の思い込み」という主観的であり、逆に既成概念は「社会の思い込み」という客観的である[4]。