多食亜目
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多食亜目 (たしょくあもく、学名: Polyphaga) は、甲虫類に含まれる4亜目の内最大のものである。およそ144科に分けられ、多様な特殊化・適応を遂げている。30万種以上が記載されており、甲虫の約90%が含まれている。学名はギリシャ語の poly ("多")、phagein ("食") に由来する。
概要 多食亜目, 分類 ...
多食亜目 | |||||||||||||||
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キンイロハナムグリ(バラツヤハナムグリ) Cetonia aurata | |||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Polyphaga Emery, 1886 | |||||||||||||||
下目 | |||||||||||||||
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共有派生形質としては、第一腹節が後脚の基節 (coxa) によって分断されていないこと、また、前胸において側板 (pleuron) が背板 (notum) に覆われて cryptopleuron となるため、背板との間の縫合線 (notopleural suture) が不可視であることが挙げられる[1]。