委任状
広義には日本における意思決定支援法制 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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委任状(いにんじょう、power of attorney(POA)、letter of attorney)は、私的な問題(財産に関する事項や医療と福祉に関する事項)やビジネス、その他の法的事項において他人を代理することについて、書面で権限を付与するもの、あるいは付与した代理権を書面で証明する書面である。権限を付与する者を、本人(principal、grantor、donor)という。代理人として行為する権限を付与された者を代理人(agent[1]、attorney、コモン・ロー地域ではattorney-in-factとも)という。
正式には、英語で「power」というときは正式印が捺印されて署名された法律文書をいい、「letter」は当事者が署名した手書きの法律文書のことをいったが、現在では「power of attorney」に正式印は必要とされない。委任状に公証人の認証や証人の署名が必要な法域もあるが、それ以外の法域では委任者が署名さえすれば効力を生じる。