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この項目では、正教会における宝座について説明しています。その他の宗教のものについては「宝座」をご覧ください。 |
宝座(ほうざ、寶座、Αγία Τράπεζα[1], ロシア語: Престол)とは、正教会の聖堂内の至聖所に設けられる祭壇。聖体礼儀の中心をなす台座であり、至聖所の中心に設けられる。聖堂の中心的存在として位置付けられる。形状が四角形であるのは、福音が世界の四方へ広がっていく事を象徴するとされる。
また、正教会では天使の一階級名でもある。
日本正教会訳聖書および日本正教会の祈祷書では旧字体である「寶座」が用いられているが、「宝座」の表記も同教会で用いられる。以下、本記事では一部を除き、「宝座」の表記を用いる。