川辺川ダム
日本の熊本県球磨郡相良村に設立予定のダム / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、熊本県に計画されたダムについて説明しています。愛媛県で計画された「河辺川ダム」については「山鳥坂ダム」をご覧ください。 |
川辺川ダム(かわべがわダム)は、熊本県を流れる一級河川球磨川水系の川辺川上流、球磨郡相良村に堤体建設が計画されているダムである[1][2]。大雨が降った時だけ水を貯めて洪水被害を減らす流水型ダムとして予定されているが、湛水時の水没地域は相良村の上流に位置する五木村の旧中心部にも及ぶ[1]。
この項目は中長期的なダム開発に関する内容を扱っています。 |
概要 川辺川ダム, 所在地 ...
川辺川ダム | |
---|---|
建設予定地(2008年5月撮影) | |
所在地 |
左岸:熊本県球磨郡相良村大字四浦字藤田 右岸:熊本県球磨郡相良村大字四浦字堂迫 |
位置 | |
河川 | 球磨川水系川辺川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | (洪水調節専用) |
堤高 | 107.5 m m |
堤頂長 | 約300 m m |
湛水面積 | 3.91 km2 ha |
総貯水容量 | 約13,000万m3 m³ |
利用目的 | 洪水調節 |
事業主体 | 国土交通省九州地方整備局 |
着手年/竣工年 | ?/? |
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1966年(昭和41年)年の計画策定[1]から50年余りを経ても完成に至っていないため、群馬県の八ッ場ダム(吾妻川、2020年4月1日運用開始)と双璧を成す長期化したダム事業の代表格として知られていた。これは地元や球磨川流域、全国の環境保護団体などによる反対運動が続き、熊本県知事蒲島郁夫が2008年(平成20年)に白紙撤回を表明したためである[1]。
2020年に発生した令和2年7月豪雨で球磨川流域などで大きな被害が出たことをきっかけとして、同年11月に蒲島知事はダム建設推進へ転換[1]。2022年8月策定の河川整備計画において治水専用の流水型ダムとして位置づけられ、整備が図られることとなった。堤体の高さは107.5メートル、2027年度に着工し、2035年度に完成を目指している[1]。