新型コロナウイルス感染拡大による東京オリンピック・パラリンピックへの影響
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2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックは、もともと2020年(令和2年)の7月24日から8月9日と8月25日から9月6日にかけてそれぞれ開催される予定だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により、2020年3月24日、日本の首相・安倍晋三と国際オリンピック委員会(IOC)会長のトーマス・バッハが電話会談を行い、1年程度日程を延期して2021年夏までに開催することに合意し、直後に実施されたIOC理事会で決定した[1][2][3]。
2020年3月30日、IOCと大会組織委員会、東京都、日本政府は、オリンピックの日程を2021年(令和3年)7月23日から8月8日、パラリンピックについても同年8月24日から9月5日に開催することで合意した[4]。開催の延期は近代オリンピック史上初めてのことである。