崖
山や岸などの険しく切り立った所 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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1955年のフェデリコ・フェリーニ監督の映画については「崖 (映画)」をご覧ください。 |
崖(がけ、がい)とは、山や岸(海岸・河岸・湖岸)などの、険しく切り立った所[1][2]。地表の高度が急変する部分の急斜面[3]との定義もできる。山腹の崖[1]を日本語ではほき(崖[1][4]、歩危[1])、そわ(岨)[1][2]、そば(岨)[1][2]ともいうが、古語の趣がある。また埼玉県などの小字名などに残っているはけ「岾」や「坫」や「𡋽」などと表記も川辺の崖である。 垂直かそれに迫るほど切り立った崖は、古来の日本語で切岸[1][4]/切り岸[4](きりぎし[1][4]、きりきし[4])という。しかし現代語では断崖(だんがい)[1][2][4]ということが多い。懸崖(けんがい)[1][2][4]、絶崖(ぜつがい)[1][2][4]ともいう。また、これらの同義語として、切り立った状態を壁に譬えた絶壁(ぜっぺき)[1][2][4]があり、断崖に絶壁を合わせて断崖絶壁という強調表現もある。
英語では「崖」全般を "cliff"、「断崖」を "escarpment" といい、日本語では前者の音写形「クリフ」が外来語として通用する[2][4]。レッドクリフなど