熊谷 家真(くまがい さねいえ、生没年不詳)は、平安時代末期から鎌倉時代前期の武士。熊谷直実の庶子で通称は四郎。また、熊谷直国の実父と推測される人物で、安芸熊谷氏の直接の先祖の可能性がある人物である[1]。
その実在を示す唯一の文書である「建久弐年参月一日僧蓮生熊谷直実譲状」(『熊谷家文書』第一号文書)に追記で記された振り仮名が「さねいゑ」であるため、正しい表記は真家もしくは実家であった可能性が高い[2][3][注釈 1]が、本項目では唯一検証可能な表記である「家真」「さねいえ(=さねいゑ)」で統一する。