石皿
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この項目では、考古学上の石器について説明しています。江戸時代に茶屋などで煮しめ皿などに用いられた陶器や炻器の皿については「石皿 (陶磁器)」をご覧ください。 |
石皿(いしざら、英:Metateまたはmealing stone)とは、皿型の磨製石器で穀物や木の実を磨り潰す目的で使用されたと考えられる道具の一つ[1]。日本や中国[2]を含め世界各地で発見されており、北中米では「メタテ」との名称で呼ばれる[3]。
人類史において、石皿が登場するようになったのは約28万年前のアフリカとされており[1]、日本だと石皿はすでに遺物扱いだが、諸外国ではメキシコをはじめ現在も石皿を使用している国・地域が見られる。