笄ウィキペディア フリーな encyclopedia 笄(こうがい、「髪掻き」の転訛[1])とは、髪を掻き揚げて髷を形作る装飾的な結髪用具[2]。ただし次第に結髪後に髪を飾るものに変化した[2]。中国由来のもので現代中国語ではジー(jī)と読む。笄は頭がかゆい時に髪型を崩さずに髪を掻く道具「髪掻 (かみかき)」からきているという説がある[3]。 後藤顕乗作の倶利伽羅龍図三所物で笄(下)と小柄(右上)と目貫(左上)。 江戸時代前期、特別重要刀装具。 「三所物(みところもの)」と呼ばれる日本刀の大小の刀装具のひとつで、刀と一緒に持ち歩くことも多かった。
笄(こうがい、「髪掻き」の転訛[1])とは、髪を掻き揚げて髷を形作る装飾的な結髪用具[2]。ただし次第に結髪後に髪を飾るものに変化した[2]。中国由来のもので現代中国語ではジー(jī)と読む。笄は頭がかゆい時に髪型を崩さずに髪を掻く道具「髪掻 (かみかき)」からきているという説がある[3]。 後藤顕乗作の倶利伽羅龍図三所物で笄(下)と小柄(右上)と目貫(左上)。 江戸時代前期、特別重要刀装具。 「三所物(みところもの)」と呼ばれる日本刀の大小の刀装具のひとつで、刀と一緒に持ち歩くことも多かった。