緑色片岩
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緑色片岩(りょくしょくへんがん、Greenschist)は変成岩(広域変成岩)の一種で、結晶片岩のひとつ[2]。
緑色片岩という語は、岩石学や鉱物学の観点で厳密に用いられる場合と[注 1]、やや広い意味で用いられる場合がある。特に日本では後者の用法がみられる[3][2]。
玄武岩に代表される火成岩などが[1]、比較的に低温・低圧のもとで広域変成作用を受けて生成されたもので、変成岩としては変成度合いが小さいものである[4]。豊富に含む緑色の成分と、発達した面状構造(片理)がみせる縞模様によって外観が美しいとされ、日本では庭石などに愛好されている[1][4][5]。