逢蒙(ほうもう、拼音: Páng Méng)は、中国神話に登場する人物。羿()の弓射の弟子兼家僕。好色な野心家である。別名は蓬蒙、逢門、龐蒙、厖蒙、蠭蒙、蠭門、逢門子、蜂門。逢氏は『路史』夷羿傳によると炎帝の末裔[1]であるとされるが、『路史』国名紀では黄帝の末裔という[2]。
弓の技を羿に学び、その弓の技を習得する。自らが天下一の弓の名手になろうと考え、羿を射殺しようとするが失敗。しかし後に桃の木の棒で撲殺することに成功し、羿を殺害してしまう[3]。
鴻超(こうちょう)という弟子がいたという。