遺構面
遺跡の発掘調査で調査区内の土層を掘削して、遺構を平面的に捉えることができる掘り下げ面のこと。 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
遺構面(いこうめん)とは、考古学研究や埋蔵文化財保護を目的とした遺跡の発掘調査における土層の掘削過程において、各種遺構(土坑や溝・柱穴(ピット)・竪穴建物跡など)を平面的に捉えることができる発掘調査区内の掘り下げ面のこと。遺構形成当時の生活面を示すが、本来の生活面(純粋な遺構面)よりやや深く掘り下げなければ遺構の輪郭を捉えられない場合も多く、その場合は遺構検出面(いこうけんしゅつめん)[1]または遺構確認面(いこうかくにんめん)[2]と呼ぶ事がある。