野辺山高原
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野辺山高原(のべやまこうげん)[1]または野辺山原(のべやまはら)[2]は日本・本州の中央部、八ヶ岳東麓の裾野、秩父山地の西端にある高原。長野県南佐久郡南牧村に属し、主に野辺山駅周辺の地域をいう。東隣の川上村を含むこともある。
スキー場や観光牧場など各種レジャー施設がある。JR小海線の野辺山駅は、JR線の駅で最も標高の高い所にあり(海抜1,345.67m)[3]、その近くの清里・野辺山間の踏切が、JR最高地点(海抜1374.906m)になる[4]。
電波天文学の国際的な拠点の一つである国立天文台野辺山宇宙電波観測所が置かれており、直径45mの電波望遠鏡をはじめ各種のパラボラアンテナが高原の風景の中に立ち並んでいる。また、信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター野辺山ステーション(旧・野辺山農場)、筑波大学農林技術センター八ヶ岳演習林といった教育・研究機関も立地する。
高原野菜が名産品で、野辺山高原レタス、野辺山高原キャベツがある。牧場があり、牛乳が産物となっている。冬は寒く、八ヶ岳おろしと呼ばれる風が吹くが雪は少ない。