金峯山寺
奈良県吉野町にある金峯山修験本宗の本山 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
親愛なるWikiwand AI, これらの重要な質問に答えるだけで、簡潔にしましょう:
トップの事実と統計を挙げていただけますか 金峯山寺?
この記事を 10 歳向けに要約してください
すべての質問を表示
金峯山寺(きんぷせんじ)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある金峯山修験本宗(修験道)の総本山の寺院。山号は国軸山。開基(創立者)は役小角と伝える。かつては「山下(さんげ)の蔵王堂」と呼ばれていた。本尊は蔵王堂に安置される蔵王権現立像3躯。本尊は巨像として著名で中尊は約7mもあり、普段は非公開(秘仏)であることから「日本最大の秘仏」とも称される。現存の蔵王堂は、天正18年(1590年)に豊臣秀吉の寄進によって再建されたもので、蔵王権現立像3躯の造仏は、秀吉の発願した方広寺大仏(京の大仏)の造仏にも携わった、南都仏師の宗貞・宗印兄弟が手掛けたことが、胎内の銘から知られる[1][2]。
概要 金峯山寺, 所在地 ...
金峯山寺 | |
---|---|
本堂(蔵王堂) | |
所在地 | 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498 |
位置 | 北緯34度22分5.7秒 東経135度51分29.4秒 |
山号 | 国軸山 |
宗派 | 金峯山修験本宗 |
寺格 | 総本山 |
本尊 | 蔵王権現 3躯(秘仏、重要文化財) |
創建年 | 7世紀後半 |
開基 | 伝・役小角 |
札所等 |
神仏霊場巡拝の道第39番(奈良第26番) 役行者霊蹟札所 |
文化財 |
本堂(蔵王堂)、仁王門、大和国金峯山経塚出土品1括(国宝) 銅鳥居、木造蔵王権現立像3躯、木造金剛力士立像2躯ほか(重要文化財) 世界遺産 |
公式サイト | 金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺 |
法人番号 | 9150005007637 |
テンプレートを表示 |
閉じる
金峯山寺の所在する吉野山は、古来より桜の名所として知られ、南北朝時代には南朝の中心地でもあった。「金峯山」とは単独の峰の呼称ではなく、吉野山(奈良県吉野郡吉野町)と、その南方二十数キロメートルの大峯山系に位置する山上ヶ岳(奈良県吉野郡天川村)を含む山岳霊場を包括した名称である。
吉野・大峯は古代から山岳信仰の聖地であり、平安時代以降は霊場として多くの参詣人を集めてきた。吉野・大峯の霊場は、和歌山県の高野山と熊野三山、およびこれら霊場同士を結ぶ巡礼路とともに世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素となっている。