障害者差別
身体的あるいは精神的障害のために受ける差別 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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障害者差別(しょうがいしゃさべつ、英: ableism, disablism)は、身体的あるいは精神的障害のために受ける差別である。人権や生存権が損なわれるような経験を障害者本人の意思とは無関係に強いられる。具体的には障害者に対する暴力や名誉毀損、不妊手術の強要などから、障害を理由として社会参加などが制限されるような制度的あるいは運用上の差別及び排除、具体的には隔離・居住制限から欠格条項などによる就学・就職難、介護放棄などをいう。
英語で障害者差別を指す言葉はdisablism(ディスエイブリズム)やableism(エイブリズム)だが、それぞれの用語で強調される点は若干異なる。ディスエイブリズムは障害者に対する否定的な意見や行為、虐待などの差別で、エイブリズムは障害がない人を好む差別、健常者のニーズを優先させる差別といったニュアンスがある[1][2]。