アルバイト
有期労働契約に基づき企業により雇用される従業員・労働者を指す日本や韓国における俗称 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、労働契約のいち形態について説明しています。
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アルバイト(「労働」「仕事」を意味するドイツ語: Arbeit に由来する[2]外来語)は、期間の定めのある労働契約(有期労働契約)に基づき、企業・公的機関などによって雇用される従業員または労働者を指す、日本や韓国における俗称である。略称としてバイトとも呼ばれるほか、アルバイト形態で働く人を指す和製造語として「アルバイター」「フリーアルバイター(フリーター)」が派生した。
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雇用形態 | 万人 |
---|---|
役員 | 335 |
期間の定めのない労働契約 | 3,728 |
1年以上の有期契約 | 451 |
1か月~1年未満の有期契約(臨時雇) | 763 |
1か月未満の有期契約(日雇い) | 15 |
期間がわからない | 239 |
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非正規雇用の雇用形態の一種とされているが、正規雇用(期間の定めのない労働契約)としてのアルバイト社員とする企業もある。
「アルバイト」と「契約社員」の区別は慣習的なものであり、企業がそのように勝手に呼称を使い分けているだけに過ぎず、同一同格の労働者である(「パートタイム(非常勤)」と「アルバイト」の区分についても同様)。
労働法的にはあくまで双方とも労働者であり、単に労働時間や契約期間が異なるに過ぎない。労働力調査においては勤め先での呼称にて集計されている[3]。
アルバイトであっても、年次有給休暇を始めとする労働者としての権利の行使、会社が正社員に提供する福利厚生などの対象になる[4]。
なお日本の健康保険法においては2か月以内、雇用保険法においては1か月以内の有期労働契約は、日雇いに区分される。
アルバイトを含めた非正規雇用を取り巻く日本の諸問題については「フリーター」を参照