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カナダの歌手 ウィキペディアから
ショーン・ピーター・ラウル・メンデス(Shawn Peter Raul Mendes〘英語の発音: /ˈmɛndɛz/, ポルトガル語: [ˈmẽdɨʃ]〙、1998年8月8日 - )は、カナダ・トロント出身[1]のシンガーソングライター、ファッションモデル。
ショーン・メンデス | |
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Shawn Mendes at the 2019 American Music Awards | |
基本情報 | |
生誕 | 1998年8月8日(26歳) |
出身地 | カナダ・オンタリオ州ピカリング |
ジャンル | ポップ |
職業 | シンガーソングライター |
活動期間 | 2013年~現在 |
レーベル |
アイランド・レコード ユニバーサルミュージックジャパン |
2015年に1stアルバム『ハンドリトゥン (原題: Handwritten)』から、3枚目のシングルとして出した「スティッチーズ (原題: Stitches)」は、アメリカ合衆国やカナダで、売上トップ10に達し、更にイギリスでもナンバーワンを記録した。2016年9月23日に2枚目のアルバムとなる『イルミネイト(原題: Illuminate)』を、2018年5月25日に3枚目のアルバム『ショーン・メンデス(原題:Shawn Mendes)』をリリース。デビュー・アルバムから3作連続で全米アルバム・チャート(Billboard 200) 首位を獲得した史上3番目に若いソロ・アーティストとなった。
ポルトガルのアルガルヴェ出身で飲食関係の会社に勤める父親と、イングランド出身で不動産管理人である母親のもと、1998年8月8日にオンタリオ州トロントで生まれ、通っていたPine Ridge Secondary School[2]のあるオンタリオ州ピカリングで育つ。妹が1人おり、4人家族である[1]。身長187cm。
2013年からインターネット上の動画サイトVineやYouTubeに「As Long As You Love Me」(オリジナル: Justin Bieber)[3]や「Say Something」(オリジナル: A Great Big World, Christina Aguilera)[4]などのヒット曲をカバーした動画をアップしはじめ、1ヶ月で100万回以上のビュー数を獲得して2014年8月にはフォロー数第3位のVinerとなる[5]。これによって、SNSを通じて一躍スターとなったティーンたちで構成される、ミート・アンド・グリートを目的としたMAGCONというツアーに参加することとなった。その後前述の「Say Something」の動画が後にマネージャーとなるAndrew Gertlerの目に留まり、アイランド・レコードと契約を結ぶ。2014年には1stシングル「Life of the Party」をリリース[6]。この曲はカナダチャートでは最高9位、ビルボードHot 100チャートでは最高24位を記録し、同チャートにおいてデビューシングルで25位以内に入った歌手の最年少記録を15歳11ヶ月4日で更新する。
なお、オースティン・マホーンのツアーではオープニング・アクトを務め、2014年7月にはデビューEP「The Shawn Mendes EP」をリリースした。9月5日にリリースされたザ・ヴァンプスの楽曲Oh Cecilia (Breaking My Heart)では、ミュージックビデオも含め[7]ゲスト参加(フィーチャリング)している[8]。
2015年4月に1stアルバム『Handwritten』をリリース。このアルバムから出された3枚目のシングルである、「Stitches」がアメリカのビルボードHot 100チャートで最高位4位を記録する。また、この年にはディズニーのミュージカル映画であるディセンダントのために「Believe」をレコーディングし[9]、テイラー・スウィフトのThe 1989 World Tour北米公演においてVance Joyやハイムと共にオープニング・アクトを務めた[10]。
2014年[11], 2015年[12], 2016年[13], 2017年と4年連続でタイムズ紙の「最も影響力のあるティーン25人」に選ばれている。また2016年には、フォーブス紙の30 Under 30にも名を連ねている[14]。
2015年11月に元フィフス・ハーモニーのメンバー、カミラ・カベロとのコラボレーション曲「I Know What You Did Last Summer」をリリース。この曲は『Handwritten』を再構成して11月にリリースされた、Handwritten Revisitedに収められている。
2016年1月にはCWテレビジョンネットワークのテレビドラマシリーズ、ハンドレッドの第3シーズンに出演。モデル事務所ウィルヘルミーナ・モデルズとも契約を交わす[15]。6月には2ndアルバム『Illuminate』からのシングル「Treat You Better」を、8月には同アルバムよりMercyをそれぞれリリース。「Treat You Better」は、ビルボードHot 100チャートでトップ10入りを果たし、ビルボードアダルト・コンテンポラリー・チャートとビルボードアダルト・ポップ・ソングス・チャートでは首位を獲得した。
12月には9月に行われたライブのパフォーマンスが収録されたライブ・アルバム、Live at Madison Square Gardenを発表した[16]。
2017年2月下旬にはプロモーション目的での来日、また3月下旬にはPopspringのために来日した[17]。同年12月18日には、ワールド・ツアーの一部として東京国際フォーラムにおいて単独公演を行った[18]。この前日には東京ビッグサイトで開催されたYouTube FanFestに出演している[19]。
2017年7月24日には、エンポリオ・アルマーニ・コネクテッドによる新作ウォッチのワールドワイドキャンペーンにおいて、モデルとして起用されることが明らかになった[20]。このキャンペーンの一環として、前述の2017年冬の来日時にエンポリオアルマーニ青山店において、女優・モデルのすみれと共にトークショーを行った[21]。
2018年3月22日、3rdアルバムからリードシングル「In My Blood」を[22]、3月23日には2ndシングル「Lost in Japan」をリリースした[23]。「In My Blood」はビルボードのアダルト・ポップ・ソングスチャートで1位を獲得し、20歳未満で4枚のナンバーワンシングルを獲得した初のアーティストとなった[24]。
2018年5月25日、3rdアルバム『Shawn Mendes』をリリース。カナダと米国で初登場1位を記録。全米での3枚目のアルバム首位獲得は、史上3番目の最年少記録となった。
アルバムのプロモーションのため、2019年にワールドツアーを開催[25]。ツアーの他にも、ヨーロッパ、北米、南米各地の音楽フェスに出演し、2018年夏には日本のSummer Sonicへの出演も果たした[26]。また、2018年4月21日にはイギリス女王、エリザベス2世の92歳の誕生日を記念したテレビ放送のコンサートに出演した[27]。
2018年11月1日、ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーの音楽出演者の1人として発表された[28]。12月21日には、3曲入りのリミックスEP『The Album (Remixes)』をリリース。このEPには、ケイトラナダとの「Where Were You in the Morning?」、リオン・ブリッジズとの「Why」、ジェシー・レイエズとの「Youth」など、アルバム『Shawn Mendes』からの楽曲のリミックスが収録されている[29]。
2019年5月3日、シングル「If I Can't Have You」をミュージックビデオとともに公開[30]。同シングルはビルボードHot 100で初登場2位を記録し、同チャートでの彼の最高位となった[31]。 また、オーストラリアと英国でもトップ10入りを記録し、メンデスにとって両国で5枚目のトップ10シングルとなった。7月19日には「If I Can't Have You」のグリフィンのリミックスをリリースした[32]。
2019年6月21日、キューバ系アメリカ人シンガーソングライターのカミラ・カベロとのコラボレーション曲「Señorita」をミュージック・ビデオとともにリリース[33]。同曲はビルボードHot 100チャートで初登場2位を記録。メンデスとカベロにとっては、2015年にリリースされた「I Know What You Did Last Summer」に続く2度目のコラボレーションとなった。2019年8月26日、「Señorita」は全米1位を獲得[34]。メンデスにとって初のHot 100チャート首位獲得となった。2019年7月27日に発売されたアルバム『Shawn Mendes』のデラックス・エディションには、「If I Can't Have You」と「Señorita」が収録されている[35]。
2020年10月2日、アルバムのリード・シングル「Wonder」をリリースするとともに、同年12月4日、アルバム『Wonder』をリリースした[36]。
そのギターの弾き語りを中心としたスタイルから、ポップ、アコースティック、フォーク・ポップなどのジャンル[37]に分類されることが多い。
影響を受けたアーティストとして、ジョン・メイヤー、エド・シーラン、ジャスティン・ティンバーレイク、ブルーノ・マーズ[1]らを挙げている。
2014年にはDoSomething.orgの「Notes from Shawn」というキャンペーンをスタート。これはファーストシングルのLife of the Partyの歌詞をきっかけとして始められたもので、自己嫌悪・うつ状態などの人たちに向けてメッセージを送るキャンペーンである。2015年にも、同キャンペーンは続けて行われた[38]。
Treat You BetterのMVの最後のシーンには、The National Domestic Violence Hotline(全米家庭内暴力相談窓口)のサインと電話番号が記載されている。
また、Pencils of PromiseというNPOにも25,000ドルの寄付をし、ガーナ共和国における学校建設に貢献している[39]。
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CAN [40] |
AUS [41] |
DEN [42] |
GER [43] |
ITA [44] |
NOR [45] |
NZ [46] |
SWE [47] |
UK [48] |
US [49] | ||||
2015 | Handwritten |
|
1 | 18 | 2 | 43 | 10 | 1 | 18 | 4 | 12 | 1 | |
2016 | Illuminate | 1 | 3 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 1 | 3 | 1 | ||
2018 | Shawn Mendes |
|
1 | 1 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 5 | 3 | 1 | |
2020 | Wonder |
|
|||||||||||
年 | タイトル | チャート最高位 | 認定 | 収録アルバム | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CAN [63] |
AUS [41] |
DEN [42] |
GER [64] |
ITA [65] |
NOR [45] |
NZ [46] |
SWE [47] |
UK [66] |
US [67] | ||||
2014 | Life of the Party | 9 | — | — | — | — | — | 6 | 37 | 99 | 24 | Handwritten | |
Something Big | 11 | — | — | — | — | — | — | — | 109 | 80 | |||
2015 | Stitches | 10 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 | 5 | 2 | 1 | 4 | ||
I Know What You Did Last Summer (with Camila Cabello) |
19 | 33 | 21 | 90 | 53 | 18 | — | 24 | 42 | 20 | Handwritten Revisited | ||
2016 | Treat You Better | 7 | 4 | 4 | 4 | 7 | 7 | 11 | 4 | 6 | 6 | Illuminate | |
Mercy | 22 | 13 | 7 | 16 | 17 | 16 | 18 | 20 | 15 | 15 | |||
2017 | There's Nothing Holdin' Me Back | 6 | 4 | 4 | 5 | 18 | 15 | 8 | 11 | 4 | 6 | ||
2018 | In My Blood | 9 | 9 | 12 | 8 | 35 | 10 | 13 | 11 | 10 | 11 | Shawn Mendes | |
Lost in Japan | 39 | 27 | — | 69 | 67 | — | — | 55 | 30 | 64 | |||
Youth (featuring Khalid) |
22 | 19 | 14 | 43 | 57 | 18 | 22 | 23 | 35 | 65 | |||
Where Were You in the Morning? | 81 | 67 | — | — | — | — | — | 93 | 91 | — | |||
Nervous | 66 | 57 | — | 86 | — | — | — | 71 | 54 | — | |||
2019 | If I Can't Have You | Shawn Mendes (Deluxe Edition) | |||||||||||
Señorita | |||||||||||||
2020 | Wonder | Wonder | |||||||||||
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
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