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沢田研二のシングル ウィキペディアから
「ヤマトより愛をこめて」(ヤマトよりあいをこめて)は、日本の歌手である沢田研二の24枚目のシングルである。
1978年8月1日にポリドール・レコードより発売された。
表題曲は、同年公開の劇場用アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(以降、『さらば』)のエンディングテーマである。
作詞は阿久悠、作曲は大野克夫が、それぞれ「憎みきれないろくでなし」から4作連続で担当した。当初は宮川泰により作曲されたが、候補曲の4曲がプロデューサーの西崎義展の気に入らずボツとなり、新たに大野へ依頼することとなった。最終的には大野による作曲、宮川による編曲の楽曲として完成した[2]。
1978年8月10日に発売された沢田のLP『今度は、華麗な宴にどうぞ。』にシングルバージョンが収録されている。ベストアルバム『Royal Straight Flush 1971-1979』には別のバージョンが収録されており、伴奏にエレキギターが追加され、後奏が短い。『さらば』で使用されたのは、こちらのバージョンである。[注 1]
日本コロムビアから1978年に発売されたサウンドトラック『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集』『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち ドラマ編』では、沢田が当時ポリドールに所属していたために彼のボーカルを使えず、『音楽集』ではインストゥルメンタル、『ドラマ編』ではメロディーに合わせて西崎が歌詞を朗読したものが、それぞれ収録された。同じく日本コロムビアから1980年12月に発売されたアルバム『宇宙戦艦ヤマト 主題歌ヒット曲集』では、ささきいさおによるカバーバージョンが収録された。『宇宙戦艦ヤマト』関係のアルバムにオリジナル版が収録されたのは、2000年コロムビアファミリークラブより通販のみで販売された『松本零士音楽大全』が初である。
2017年2月25日から劇場先行上映されるアニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章には、本曲がエンディングテーマとして用いられる。これを記念し、YouTubeでは『さらば』当時の音源を用いた第一章のPVが公開されている[3]。
発売されて3週目でオリコンのベスト10に初登場し、最高位4位にランクした。音楽番組『ザ・ベストテン』では8月31日放送から10月5日放送まで6週ランクインし、最高位は2位[4]。
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