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佐藤 善雄(さとう よしお、1956年9月12日 - )は、日本のミュージシャン、音楽プロデューサー、実業家。インディーズレーベル・株式会社ファイルレコード代表取締役社長。シャネルズとしてデビュー。ラッツ&スターのメンバー。ゴスペラッツとしても活動した。東京都大田区大森出身。
鈴木雅之とは小学校からの同級生。東海大学高輪台高等学校を卒業[1]した後は、海苔の山本山に入社し百貨店の海苔売り場で働く一方で、1975年に鈴木が結成したドゥーワップ[2]・グループであるシャネルズ(後のラッツ&スター)のメンバーとしてアマチュアでの音楽活動も続けていた。デビューに至るまでに数回メンバーチェンジを行ったシャネルズの中では、数少ないオリジナルメンバーの一人。1980年にシャネルズはプロデビューし、1stシングル「ランナウェイ」が大ヒットとなった。
ラッツ&スターでも1983年に「め組の人」をヒットさせている。シャネルズ、ラッツ&スターでは顔を黒く塗ったボーカル陣の中でも最も低音のバスを担当。シャネルズの2ndアルバム『Heart&Soul』に収録されている『夢見る16歳』では桑野信義とのツインボーカルを披露しているが、この曲は桑野と共同で作詞も行っている。
ラッツ&スターの活動休止後は新人アーティストの発掘・育成業に転身。1991年にはファイルレコード社に入社し、ゴスペラーズ、RIP SLYME、EAST END×YURI、RHYMESTER、AJI、はじめ数々のアーティストを世に送り出す。現在は同社代表取締役社長。
1996年、ラッツ&スター再集結。11年ぶりのシングル『夢で逢えたら』を発売し第47回NHK紅白歌合戦に初出場を果たす。
2006年にはゴスペラーズとのコラボレーションユニットであるゴスペラッツのメンバーとしても活動した。
近年は社長業の傍ら、鈴木のコンサートへゲスト出演したり、また鈴木のアルバムに参加したりするなど、アーティスト活動も積極的に行っている。田代まさしが自身の不祥事で表舞台から姿を消してからは、鈴木、桑野に次いでラッツ&スターのメンバーでメディアに登場する機会が多くなっている。
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