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多摩都市モノレールの跨座式モノレール車両 ウィキペディアから
多摩都市モノレール1000系電車(たまとしモノレール1000けいでんしゃ)は、多摩都市モノレールの跨座式モノレール車両。
多摩都市モノレール1000系電車 | |
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多摩都市モノレール1000系 (2023年7月 立飛駅) | |
基本情報 | |
製造所 |
川崎重工業 日立製作所 |
主要諸元 | |
編成 | 4両固定編成 |
電気方式 | 直流 1,500 V |
最高運転速度 | 65 km/h |
設計最高速度 | 80 km/h |
起動加速度 | 3.0 km/h/s |
減速度(常用) | 4.0 km/h/s |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
編成定員 | 415 人 |
車両重量 |
Mc1 28.2 t / Mc2 28.1 t M2 27.6 t / M3 27.5 t |
編成重量 | 111.4 t |
全長 |
先頭車 15,500 mm 中間車 14,600 mm |
車体長 |
先頭車 14,800 mm 中間車 13,900 mm |
全幅 | 2,980 mm |
車体幅 | 2,900 mm |
車体高 | 5,200 mm |
車体 | アルミニウム合金 |
主電動機 |
かご形三相誘導電動機 日立製作所製 HS37631-01RB |
主電動機出力 | 105 kW |
駆動方式 | TD継手式直角カルダン駆動方式 |
歯車比 | 6.55 |
編成出力 | 1,260 kW |
制御方式 |
IGBT素子VVVFインバータ制御 1C2M1群インバータ×3基×2組、1C2M3群方式制御 |
制御装置 |
日立製作所製 VFI-HR3615A(前位台車制御用、中間車のみ搭載) VFI-HR3615B(後位台車制御用、先頭車・中間車搭載) |
制動装置 |
回生ブレーキ 併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 | ATC・ATO |
車体はアルミ合金製で、前面は中央に非常脱出用扉を備えた3面折り妻形状、側面の客用扉は1両あたり片側両開き2箇所である。
編成は1100形(Mc1)-1200形(M2)-1300形(M3)-1400形(Mc2)の4両で構成される。
走行機器はIGBT素子によるVVVFインバータ制御と回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキで、ATOを備え、ワンマン運転を実施している。先頭車両を0.5M方式とするMT比3:1の4両編成を組成し、主電動機は編成全体で12台を装備し、先頭車の前位側台車を除く各台車に装架されている。主制御装置は前位側台車制御用(VFI-HR3615A)が1台、後位側台車制御用(VFI-HR3615B)が2台の、1C2Mの装置3台を1組とする1C2M3群制御とし、編成あたり2組を搭載する。
車内の座席は製造当初戸袋部分と連結面がロングシートのセミクロスシートで、運転席直後の部分は前向きの固定クロスシートで統一されていた。しかし、その後輸送量が増大したため、2004年(平成16年)から2007年(平成19年)にかけてセミクロスシート部分のロングシート化改造工事が行われるとともに、優先席部分のつり革はオレンジ色のものに交換されたほか[1]、ラッピング編成の1102Fを除き先頭車前面にオレンジ帯が追加され、さらに前面行先表示器が字幕式から3色LED式に交換された。改造時期により、運転席直後以外はロングシートの編成と中間2両がロングシートの編成が存在していた[要出典]。
車内案内表示器は各ドア上に3色LED式であったが、2013年(平成25年)から順次フルカラーLED式に交換を開始。 2016年(平成28年)4月1日より全16編成での運用が開始された。カラーユニバーサルデザインを採用した新デザインに変更されるとともに日本語・英語・中国語・韓国語の案内表示にも対応した。
正面案内表示器も車内案内表示器と同様にカラーユニバーサルデザインの表示に変更された[2][3]。
車内照明は2014年(平成26年)7月18日よりLED式に順次切り替え工事を実施し、全編成のLED化が完了した [4]。
1998年(平成10年)11月27日の多摩都市モノレール線上北台 - 立川北間開業時に1101F - 1106Fの6本が営業を開始した。続いて2000年(平成12年)1月10日の立川北 - 多摩センター間開業時に1107F - 1115Fの9本が営業を開始した。そのうち2本は多摩動物公園の動物のイラストが車体に貼付されている。
さらなる輸送力の増大のために2005年(平成17年)に1116Fが増備された。この編成では窓のロールカーテンが省略されている。車内は運転席直後を除きロングシートである。
前述したロングシート化改造により、最後の先頭車セミクロスシート搭載編成となっていた1110Fが2016年(平成28年)10月6日の運転を最後に改造を受けたため、2017年(平成29年)現在は全ての編成がロングシートのみを搭載する編成である[5]。
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