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おかしなおかしな大冒険
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『おかしなおかしな大冒険』(おかしなおかしなだいぼうけん、Le Magnifique)は1973年のフランス、イタリアのコメディ映画。
概要
とある小説家の、作中人物になって活躍するという妄想と現実の出来事を同時進行で描いたコメディ。
『カトマンズの男』以来となる、フィリップ・ド・ブロカ監督とジャン=ポール・ベルモンドが4度目のタッグを組んだ作品。
作中小説の舞台であるメキシコで、かなり大掛かりなロケ撮影が行われている。また、007シリーズのパロディが随所にみられる。
日本国内では劇場公開後にテレビ放送されたものの、長らくソフト化がされずに幻の作品となっていた。2024年6月に4Kリマスター&完全新訳により51年ぶりに劇場公開され、2025年4月に初ソフト化された[2]。
ストーリー
フランソワ・メルランは、スパイ小説「ボブシリーズ」で人気の冒険作家。だがその正体は、自作の主人公である凄腕秘密諜報員ボブ・セント・クレア(字幕はボブ・サンクレール表記)になった妄想をもとに執筆している、妻と息子に出て行かれ安アパートに住むしがない中年作家であった。
ある日、フランソワは同じアパートに住む真面目な女子大生クリスティーヌと知り合う。彼女はフランソワの小説に興味を持ち、論文のテーマを「ボブシリーズはなぜ大衆に人気なのか」に決める。一方、クリスティーヌの美しさに一目ぼれしたフランソワは、自身の小説(妄想)に、彼女をメキシコ諜報部の連絡員ですばらしい美女タチアナとして登場させて、更に、いけすかない出版社の編集者シャロンをボブとタチアナの命を狙うカルポフとして登場させる。
そして、現実と妄想の世界が同時に動きだす…。
キャスト
スタッフ
- 監督:フィリップ・ド・ブロカ
- 脚本:フィリップ・ド・ブロカ、ヴィットリオ・カプリオーリ、フランシス・ヴェベール、ジャン=ポール・ラプノー[3]
- 製作総指揮:ロバート・アモン
- 製作:アレクサンドル・ムヌーシュキン、ジョルジュ・ダンシジェール
- 撮影:ルネ・マトゥラン
- 音楽:クロード・ボリング
- 編集:アンリ・ラノエ
- 特殊効果:ジョルジュ・イアコネッリ、レオン・オルテガ、アンドレ・ピエール
- 日本語字幕監修:高瀬鎮夫
出典
外部リンク
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