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おくどはん
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『おくどはん』は、1977年10月14日から1978年4月7日まで朝日放送の制作により、テレビ朝日系列にて放送されたテレビドラマである。全26回。
なお、本項ではこの続編となった『続・おくどはん』(1979年3月23日 - 1979年9月21日、全27回)についても説明。放送時間は、両作とも毎週金曜日21:00 - 21:54である。
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概要・内容
花登筺の『京紐』が原作。舞台は京都の創業362年の老舗組み紐問屋「都堂」。そこの若主人の守には、店の実力者の桂が邪魔を入れるなどのことがあって、嫁が来ることが無かった。そこへ、ふとした縁から都堂の女主人・あやと京都に旅行に来ていた活子が知り合う。活子は、東京の下町育ちで実家が琺瑯工場。演劇の舞台の小道具係の仕事をしていた。そんな活子にあやから「うちの嫁に」と誘いをかけ、そのまま都堂の守の元へ嫁入りすることになった。しかしその時から、言葉や風習などの違いや嫁姑問題だけではなく、桂のいびりや邪魔など、活子は女同士の争いに巻き込まれることになる。そんな中で活子のたくましく生きて行く様子を中心に描いた。
第1シリーズでは、守のぐうたら振りに嫌気が差して活子は一度東京へ帰ってしまうが、「続 - 」では、活子が再びあやに専務として都堂に迎え入れられて手腕を発揮する様子を描いた。組み紐が海外へ輸出されるなどドラマは海外へも飛び、アメリカ・ロサンゼルス、サンフランシスコロケも行った。
ストーリーの中に、京都の風景・名物などを多く盛り込んでいた。最初の頃は、ドラマの冒頭で原作者の花登筺自らがナレーターとして登場していた[1]。
スタート当初は活子が後半に和服姿で登場する回数が増える事が告知され、着物姿で佇む浅茅のビジュアルも女性週刊誌に掲載されていたが、浅茅は「雲のじゅうたん」でブレイク直後の多忙な時期にあたり、着付の時間等の確保が難しかったのか実際はシリーズ通して洋装であった。
なお、「おくどはん」とは京言葉で「かまど」のことである。「京女にとって、台所を城に例えるなら、その本丸はおくどはん。三人の女(活子・あや・桂)による本丸の主権争いが見どころ」と解説されている[1]。
花登は、朝日放送では『負けたらあかんぞ!』以来10年ぶりの作品で金曜21時台が同局の連続ドラマ枠になってからは初めてシリーズ化された。
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キャスト
- 岩井活子:浅茅陽子
- 西条あや:宝生あやこ - 守の母
- 西条守:中条きよし
- 桂:加賀まりこ
- 伊藤:高岡健二
- 西条彦太郎:長門裕之 - あやの夫
- 山根:西村晃
- 岩井復夫:渡辺篤史 - 活子の兄
- 桜田百恵:吉田日出子 - 復夫の同棲相手
- 尚子:堀越陽子 - 伊藤の妹
- 峯:正司歌江 - 伊藤の母
- 中村由之丞:伊藤雄之助
- 岩井民子:丹下キヨ子 - 活子の母
- 真田:草薙幸二郎
- 仲:砂塚秀夫
- 東野英治郎(声の出演)
- 以下「続・おくどはん」から
ゲスト
- 「おくどはん」
- ジョーン・シェパード(第2話)
- 富江:岸じゅんこ(第2話)
- 古道具屋:金田正一(第17話)
- えり半:金田龍之介(第21話)
- 「続・おくどはん」
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スタッフ
主題歌
サブタイトル
※サブタイトルは『続・おくどはん』のみ存在。
「おくどはん」
「続・おくどはん」
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参考文献
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