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かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
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『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』(かっこいいことはなんてかっこわるいんだろう)は、早川義夫がジャックス解散直後の1969年11月10日 にURCより発売したファースト・アルバム。
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解説
ジャックスを解散した早川は、日本の童謡や唱歌、野口雨情などを再認識しようと、そのことが反映された内容でもある。バンドサウンドとは大きく異なり全編を通して、ほぼ弾き語りで人間の持つ閉塞感を赤裸々に語っている。その楽曲は陰鬱な雰囲気が立ち込めていて、重く切なく聴くたびに彼の孤独の叫びが切々と伝わってくる[2]。
当時、早川はURCに勤めて給料をもらう身であり、経費削減ということもあり、LPの制作期間はたったの二日間[3]。
アルバムの裏面には早川義夫「能書」として下記の文が記されている。
- 僕はこのレコードをどうしても流行に乗り遅れてしまうような方に捧げようかと思う。多分に時代遅れぎみのこれらの詞曲は、けっしてかっこよくはなくなんともみじめな歌ばかりなのである。
まわりには卒業していく方もあるのに、僕はいつも同じところを歩いているような気がしてならない。納得いかぬことばかりなのだ。絶対にこれだというのがなくいつもうじうじしている。別に、化粧品や紳士服のコマーシャルのようにキリリとした男性を望んではないから、まして卒業とは納得すればいいのだから、僕は一生卒業できないだろう。君も、一年前このような場所でこのような事を考えた。だからきっと一年後もこのような場所でこのような事を考えるだろう。逃げようと思えば思うほど追いかけられるのだし、それは求めれば求めるほど見失うようなもので、いつのまにか背中だけが巨人になっている。すくなくとも追いかけられるより追いかける方がステキだろう。
AはAの原因しか知らず、BはAの結果しか知らぬ。かも知れないしかも知れぬ。人々の会話はスピードを増し、納得したふりで事のみ運ばれていく。いったい僕たちはあれもこれも欲しいのだろうか。僕は、回転数を間違えたようなこれらの詞曲を、甘えたくて甘えたくてしょうもない人に聞いてもらいたい。
本人は、2011年10月17日のX(当時はTwitter)に下記文を投稿している[4]。
- 「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」と思ったのは、42年ほど前のこと。今は、「かっこいいことはかっこ良くて、かっこ悪いことはかっこ悪い」と思っていますよ。
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収録曲
歌と演奏・作曲:早川義夫
Side A
Side B
- 聖なるかな願い (2:03)
- 作詞:早川義夫
- 朝顔 (4:44)
- 作詞:出来里望[注釈 3]
- 知らないでしょう (2:23)
- 作詞:出来里望
- 枕歌 (3:28)
- 作詞:出来里望
- しだれ柳 (4:32)
- 作詞:出来里望
- 埋葬 (7:03)
- 作詞:出来里望
レコーディングメンバー
スタッフ
- MIX – 四家秀次郎
- AD&D – 柏倉秀美
- プロデュース – 秦政明
- RD – 早川義夫
発売履歴
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関連項目
脚注
外部リンク
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