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こぬか雨

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こぬか雨」(こぬかあめ)は、伊藤銀次山下達郎による、シュガー・ベイブの楽曲。

概要 「こぬか雨」, シュガー・ベイブの楽曲 ...
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解説

「こぬか雨」は、もともとは伊藤銀次が、かつて在籍していたバンド“ごまのはえ”時代に、ガロの「美しすぎて」に影響されて作った曲[2]。その後、伊藤が1975年3月 (1975-03)から3か月ほど在籍したシュガー・ベイブで、伊藤と山下達郎が詞をお互いに出し合い、話し合って作られた。伊藤によれば“ここにはそぼ降るこぬか雨 ここにはスコールさえもない”というのがすごく好きだとし、欧陽菲菲雨の御堂筋[注釈 1]からヒントを得たという[3]。シュガー・ベイブのライブで度々取り上げられ、イントロや間奏、およびコーダのギター・ソロは、伊藤と村松邦男のツイン・リードで演奏された。伊藤が抜けた後は山下がそのパートを受け持ち、長く演奏された。

シュガー・ベイブはアルバムSONGS[注釈 2]1枚で解散したことからレコーディングの機会がなかったが、2015年 (2015)にリリースされた『SONGS』の40周年記念盤『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』のボーナス・トラックとして、荻窪ロフトで行われたシュガー・ベイブ解散ライブから1976年4月1日 (1976-04-01)のライブ音源が収録された。

また、山下も1994年 (1994)に『SONGS』[注釈 3]のオリジナル・マスターでの初CD化にあわせて行われたコンサート『TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE[注釈 4]にて、当時のアレンジで演奏された。この時のライブ音源は1996年 (1996)リリースのシングル「愛のともしび〜STAND IN THE LIGHT[注釈 5]のカップリングに収録。後にアルバム『Ray Of Hope』初回限定盤にセットのボーナスCD『Joy 1.5』に「こぬか雨 ('94 Live Version)」のタイトルで収録された。

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レコーディング・メンバー

シュガー・ベイブ

山下達郎

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伊藤銀次のセルフ・カバー

要約
視点
概要 「こぬか雨」, 伊藤銀次の楽曲 ...

解説

1977年 (1977)伊藤銀次がファースト・ソロ・アルバム『DEADLY DRIVE』収録に際し、伊藤により全ての歌詞が書き改められた。この曲はアルバムと同日発売のシングル風になれるなら[注釈 6]のカップリング曲として収録された。

2012年 (2012)には、伊藤のプロ・デビュー40周年を記念してレーベルを超えて選曲された、新録作品も収録した2枚組オールタイム・ベスト『ゴールデン☆ベスト 伊藤銀次 〜40th Anniversary Edition〜』[注釈 7]に収録された。2013年 (2013)リリースのミニ・アルバム『I STAND ALONE VOL.4』[注釈 8]に、アコーステッィク・ギター1本による弾き語りアレンジで収録されたほか、2017年 (2017)にリリースされた『DEADLY DRIVE』40周年記念デラックス版『DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition』には2012年 (2012)2016年 (2016)のアコーステッィク・ギター1本による“Acoustic Live Version”が収録された。また、2019年 (2019)リリースのアルバムRAINBOW CHASER[注釈 9]には“The 45th anniversary Live@Billboard Live TOKYO”と題されたバンド編成によるライブ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録された。さらに、2017年 (2017)ソニーミュージックのオンラインショップ「Sony Music Shop」での専売商品としてリリースされた伊藤のCD4枚組ボックス・セットPOP FILE 1972-2017[注釈 10]には、福生大瀧詠一によって録音された、“ごまのはえ”改め“ココナツ・バンク”の最初期音源とされる「こぬか雨 (Fussa Demo)」が収録されている。

レコーディング・メンバー

収録アルバム

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カバー

脚注

外部リンク

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