とちぎ蔵の街美術館
栃木県栃木市にあった市立美術館 ウィキペディアから
とちぎ蔵の街美術館(とちぎくらのまちびじゅつかん)は、栃木県栃木市にあった栃木市立の美術館。
2003年開館。その約15年前まで実際に使われていた、江戸時代に建てられた3つの質蔵(登録有形文化財)を活用した。蔵そのものと関連資料を常設展示する「蔵の展示室」を備えたほか、地元ゆかりの絵画など芸術作品を約200点収蔵していた[4]。
2020年の企画展「知られざるレオナルド・ダ・ヴィンチ展」を最後に閉館し、入舟町に開館予定の栃木市立美術館に業務を移管する[5]。建物は同年11月1日より栃木市蔵の街市民ギャラリーとして再オープンし、引き続き使用されている[6]。
概要
栃木市中心部は江戸時代に日光例幣使街道の宿場町であり、巴波川を使った河川舟運で商都としても栄えた。現代も当時の街並みが一部残り、「蔵の街」と呼ばれる[7](「小江戸」も参照)。
美術館に転用された蔵は近江商人を祖とする善野家のもので、困窮人救済のため金銭や米を出した(あるいは失業の対策のため蔵を新築した)ことから「おたすけ蔵」の通称で知られる。東西に3棟の蔵が連なって形成されており、それぞれ建築年代は次のように判明している[8]。
アクセス
- 電車
- 自動車
脚注
関連施設
外部リンク
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