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ふるさとダービー
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ふるさとダービーは、かつて行われていた、競輪のGII競走である。
地方都市にある競輪場の活性化を図り、特別競輪(現在のGI相当)に匹敵するビッグレースを開催することを目指し、1989年から年3回を基本に毎回開催地を変えて行なわれ、2008年11月まで続けられた。
歴史
1989年12月の第1回大会は広島競輪場で3日間開催で行われた。1990年は年2回、1991年から年3回となり、1990年12月の広島大会以降は4日制で開催された。なお、2日目の特別優秀競走は開催される競輪場によって名称が異なっていた。
2001年度からの競輪の番組制度改革に伴い、大会はGIIに格付けされ、11月に開かれる全日本選抜競輪のトライアル競走となった。さらに開催時期もそれまでは特に固定されていなかったものが、4月・6月・8月に固定された。これに伴い大会名も「ふるさとダービー○○(全日本トライアル)」(○○は開催競輪場名)となったが、2005年度よりふるさとダービーが全日本選抜競輪のトライアルレースではなくなったため、大会名から「全日本トライアル」の部分は削除された。
その後も地方競輪場における風物詩的なレースとして開催され続けていたが、次第に開催全体の収益がGIII(各競輪場の記念開催)と同等にまで落ち込み、特別開催としての経費がGIIIより増加することが問題視されるようになったため、2008年1月10日、日本自転車振興会によって2009年度以降、ふるさとダービーの開催は行われないことが発表され、2008年11月に行われたふるさとダービー発祥の地である広島競輪場での開催をもって19年の歴史に幕を閉じた。
ふるさとダービーに伴い、その代替として、2009年度より共同通信社杯の開催を春・秋の2回にすることも併せて発表された(ただし共同通信社杯はその後2012年度より再度年1回開催に変更されている)。
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出場選手選抜方法
ふるさとダービーの出場選手は、以下の優先順位に従って3開催分の選手を選抜し、開催される競輪場の地区や各選手の強さなどのバランスを考慮して配分されていた。なお年度間の出場機会は3開催中2開催まで。
- 前年のKEIRINグランプリ出走者(9人)
- 前年8月-12月の期間内における平均競走得点上位者
- 前年7月-12月の期間内でFIの決勝戦1位回数上位者
- 前年7月-12月の期間内でFIの決勝戦2位回数上位者
- 前年7月-12月の期間内でFIの決勝戦3位回数上位者
優勝者一覧
脚注
外部リンク
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