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小松島競輪場
徳島県小松島市にある競輪場 ウィキペディアから
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小松島競輪場(こまつしまけいりんじょう)は徳島県小松島市横須町にある競輪場。施設所有および主催は小松島市。競技実施はJKA中四国支部。
概要
1950年に開設。
開設記念競輪(GIII)として「阿波おどり杯争覇戦」が毎年7月に開催されている。なお、2025年度は高松競輪場の大規模改修工事の兼ね合いもあり2026年1月に同場の開設記念を高松市が借り上げにて開催される予定。過去には1994年、1995年、2001年、2006年にふるさとダービーが、2010年に共同通信社杯春一番(共にGII)が、それぞれ開催された。
マスコットキャラクターは阿波狸合戦の「金長たぬき」をモチーフとした「ポンスター」、それにちなんで「ポンスターカップ」および「金長たぬき杯争奪戦」が開催されている。他にも現役時代「スッポン」の異名をとった笹田伸二を称え「笹田伸二杯争覇戦」が開催されている。
実況は、全国初の女性競輪実況アナウンサーでもあった茂村華奈が担当していたが2022年末を最後に卒業し[注 1]、2023年1月以降は現役時代小松島競輪場をホームバンクとしていた元ガールズケイリン選手の岩原紗也香が担当している[2][3][4]。
2004年3月17日から四国競輪インターネットライブによる動画実況放送が行なわれていたが2010年11月2日に終了した。トータリゼータシステムは日本ベンダーネットを採用している。
小松島市議会で承認を得られたことから、2020年7月の記念競輪の開催終了後、同年内にかけてバンクの改修や照明設備の設置などを行った[5][6]。その後、2022年5月23日より全国26場目として自場でミッドナイト競輪を開始している[7](それまでは、他の競輪場を借り上げて開催していた)。なお、現在のミッドナイトの中継は小松島現地からではなく東京のチャリロトSSスタジオ[注 2]からの放送となっている。また、2025年2月にミッドナイトでのGIIIを開催している[8]。
2022年度からは、株式会社チャリ・ロトによる開催事務の包括委託が行われている。
ガールズケイリンについては、長らく場内に女子選手用の控室・宿舎が設けられていなかったため、全国の競輪場で唯一開催実績がなかった[注 3][注 4]。2024年、岐阜競輪場に続いて女子選手専用の宿舎・および施設工事を実施し[2][10][11]、2024年6月26日に初めてガールズケイリンの開催を行った[12][13]。小松島競輪場をホームバンクとする(した)ガールズケイリン選手は、岩原紗也香(引退)、藤原春陽、豊田美香がいる。
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チャリロト
2024年4月16日より重勝式投票「チャリロト」の発売が開始された[14]。なお小松島は伊東温泉競輪場・静岡競輪場・千葉競輪場・いわき平競輪場・京都向日町競輪場とキャリーオーバーを共有する『グループB』としての発売となり、キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は小松島単独での発売となる。
バンク
400mを使用している。直線の長さは標準的だが、かつて500mバンクだったものを改修した名残で、カントがやや緩いのが特徴。なおバック側は建築物の裏が岸壁という全国の競輪場で最も海に近い立地となっているため、常に海風の影響に対する注意が必要となっている。
アクセス
- かつては1990年代は淡路島(洲本)から、2000年代以降でも徳島駅より小松島市営バス、橘西停留所より徳島バスによる無料送迎バスが運行されていたが、2011年3月31日に廃止された。また、前述廃止に伴い、南小松島駅から小松島市営バスによる無料送迎バスが運行されていたが、これも2012年3月31日に廃止された。それ以降も、開設記念(GIII)の開催時のみ、徳島駅から無料送迎バスが運行された(2013年、2014年、2015年、2016年)。なお、徳島駅からの路線バスの運行は継続されている。
- 2023年の開設73周年記念では、無料送迎バスの運行はなかったが、代わりに各日先着30名に限り、公共交通機関の領収書、きっぷなどの提示でクオカードをプレゼントするサービスを実施された。
場外車券売場
歴代記念競輪優勝者
※ 1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。
その他のG3
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エピソード
- 2006年9月、小松島市の元競輪局次長が時効(返還期限が過ぎた)となった払戻金を着服したとして、業務上横領の容疑で逮捕された。
脚注
外部リンク
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