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まんが赤塚不二夫伝
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『まんが赤塚不二夫伝』(まんがあかつかふじおでん)は、漫画家・赤塚不二夫の“自伝的まんが”と“記念碑的まんが”を1冊にまとめた短編集である[1][2][3]。それまで散逸していた短編作品が整理され、幻の作品も多く発掘された[4][5][6]。
概要
2023年12月20日、光文社知恵の森文庫より発行。全336ページ。
第1章には、赤塚が自身を主人公に描いた「自伝」的な作品群を一挙に収録[7]。
第2章には、赤塚の人生を語る上で欠かすことのできない「記念碑」的な7作品を収録[8]。
最後に、赤塚本人による「あとがき」の代わりとして、盟友・石ノ森章太郎が逝去した際に書いたエッセイが「自筆原稿」の状態で特別収録されている[9]。
収録作品
第1章 自伝的まんが編
- トキワ荘物語
- 初出:『COM』(虫プロ商事)1970年5・6月合併号
- さわぐこと大好きだよ〜ん
- 初出:『主婦の友』(主婦の友社)1970年4月号
- ぼくが六年生のころ……
- 初出:『小学六年生』(小学館)1971年3月号
- ギャグほどすてきな商売はない!!
- 初出:『別冊少年ジャンプ』(集英社)1973年7月号
- ギャグゲリラ
- -「タレント候補 赤塚不二夫」 初出:『週刊文春』(文藝春秋)1977年4月21日号
- -「赤塚不二夫 政治に漫画を!!」 初出:『週刊文春』(文藝春秋)1977年5月12日号
- ぼくの音楽青春
- 初出:『サウンドレコパル』(小学館)1980年9月号
- ニューヨーク架空旅行
- 初出:『旅』(新潮社)1980年10月号
- 私の故郷-満州国古北口-
- 初出:『週刊漫画アクション』(双葉社)1981年7月23日号
- 不二夫のワルワルワールド
- -第1話 初出:『別冊コロコロコミック」(小学館)第8号 1982年7月1日発行
- -第2話 初出:『別冊コロコロコミック』(小学館)第9号 1982年9月1日発行
- -第3話 初出:『別冊コロコロコミック』(小学館)第10号 1982年11月1日発行
- -第4話 初出:『別冊コロコロコミック』(小学館)第11号 1983年1月1日発行
- -第5話 初出:『別冊コロコロコミック』(小学館)第12号 1983年3月1日発行
- イキイキ、ハツラツ、スペシャリスト集団
- 初出:『毎日新聞』(毎日新聞社)1984年2月21日付
- 受付嬢
- 初出:『COMIC WOO』(サンケイ出版)1985年12月号
- ボクのストレス解消法
- 初出:「ストレスくん、さようなら」(保健同人社)1989年2月15日発行
- 我が家
- 初出:『週刊文春』(文藝春秋)1998年10月15日号(創刊2000号記念特大号)
- ほっとする新潟の空気
- 初出:『新潟日報』(新潟日報社)2000年7月19日付
第2章 記念碑的まんが編
- <処女作> 『ダイヤモンド島』
- 制作:1950年ごろ(新潟/四ツ合中学校時代)
- <デビュー前の習作> 『シエリフジヨン』
- 制作:1952年ごろ(新潟/看板屋時代)
- <『漫画少年』に初採用!> 4コマ作品『看板屋』
- 初出:『漫画少年』(学童社)1954年5月号
- <『漫画少年』に初のページ物> 『小包とリンゴ』
- 初出:『漫画少年』(学童社)夏の臨時増刊号 1955年8月30日発行
- <寺田ヒロオのアドバイスで完成!> 『おかあさんのうた』-「みすずのしあわせ」
- 初出:描き下ろし単行本(若木書房)1958年11月25日発行
- <少年誌初連載のきっかけ> 『ナマちゃんのにちよう日』
- 初出:『漫画王』(秋田書店)1958年11月号
- <原体験をまんが化> 『おそ松くん』-「いなかでハッスルのまき」
- 初出:『週刊少年サンデー』(小学館)1962年6月10日・24号
特別収録
- <自筆エッセイ>『石ノ森のこと』
- 初出:『日本漫画家協会広報』(日本漫画家協会事務局)1998年3月15日・第156号
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文庫解説
- 「出典解説」執筆者:松木健也(フジオ・プロダクション)※各作品の詳細や補足情報を計38ページにわたって解説
- 「解説すんごい作品集なのだ!」執筆者:末井昭※全体の総括を計9ページにわたって解説
補足
書誌情報
- 赤塚不二夫『まんが赤塚不二夫伝』光文社知恵の森文庫、2023年12月20日、ISBN 978-4-334-10166-4[12]
脚注
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