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もう森へなんか行かない
フランソワーズ・アルディのアルバム ウィキペディアから
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『もう森へなんか行かない』(フランス語: Ma jeunesse fout le camp…)は、フランス内外で発売されたフランソワーズ・アルディの7枚目のアルバム。オリジナル版は1967年11月にフランスで発売された。
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アスパラガス
1967年11月、5年前にディスク・ヴォーグおよびエディション・アルファと結んだ契約が満了した。歌手の独立を望んでいたアートディレクター(ジャック・ウォルフソン)が主導して、アルディに自分の制作会社を作るように薦めた。
アルディによって「アスパラガス」と名付けられた会社にはジャック・ウォルフソンとディスク・ヴォーグのCEOレオン・カバの2人がパートナーとして参加した。一方、レコード会社(ディスク・ヴォーグ)は歌手が必要とするレコードの製造と流通を担当した。
この取り決めによってアルディは(代理人のリオネル・ロックの協力のもとに)自分の作品をコントロールし、収入を管理することが可能となった。とは言うものの、アルディはパートナーを通じてヴォーグの支配下に置かれたままであり、それが軋轢を生んでいた。
オリジナルバージョン
フランス、1967年11月:マイクログルーヴ33回転盤/30cm、Ma jeunesse fout le camp…、プロダクション・アスパラガス/ディスク・ヴォーグ/ヴォーグ国際産業 (CLD 720)、ステレオ/モノラル[1]。
- 見開きジャケット[2]
- 写真撮影 ジャン=マリー・ペリエ(雑誌Salut les copains所属)
フランス、1967年11月:カセットテープ、Ma jeunesse fout le camp…、プロダクション・アスパラガス/ディスク・ヴォーグ/ヴォーグ国際産業 (B. VOC.38)、ステレオ/モノラル
収録曲
収録された12曲はステレオ音声で録音された。
編曲はチャールズ・ブラックウェル、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジャック・デュトロンおよびジャック・ダンジャンが担当した。
ヴォーグがプロデュースした「そんなこと誰が」(A6)および「ヴォアラ」(B5)以外はアスパラガスがプロデュースした。
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アルバム関連のディスコグラフィ
要約
視点
各種記録媒体を表すための略語と用語:
- EP (Extended Playing) = 4曲入り45回転レコード
- LP (Long Playing) = アルバムの33回転レコード
- CD (Compact Disc) = アルバムのコンパクトディスク
初期のフランス盤の楽曲
注記:1960年代には、フランスの音楽産業は最初に45回転EPを販売することに焦点をあてていた。フランソワーズ・アルディの新曲もこの形式で発売された。
- 1967年6月:EP、プロダクション・アスパラガス(2、4)/ディスク・ヴォーグ/ヴォーグ国際産業(EPL 8566)[10]
- 「ヴォアラ」Voilà(アルディ)
- Au fond du rêve doré(アルディ)
- 「そんなこと誰が」Qui peut dire ?(アルディ)
- Les Petits Garçons(アルディ)
- 1967年9月:EP、プロダクション・アスパラガス/ディスク・ヴォーグ/ヴォーグ国際産業(EPL 8595)
- 「水の中の環」Des ronds dans l'eau(ピエール・バルー/レイモン・ル・セネシャル)クロード・ルルーシュ監督作品『パリのめぐり逢い』向け楽曲
- 「愛しているのに」En vous aimant bien(アルディ)
- 「ここに来て」Viens là(アルディ)
- 「さよならモナムール」Mon amour adieu (Baby Good Bye)(作詞作曲ティナ・ハセルの曲をアルディがフランス語訳)
- 1967年11月:EP、プロダクション・アスパラガス/ディスク・ヴォーグ/ヴォーグ国際産業(EPL 8613)
- 「もう森へなんか行かない」Ma jeunesse fout l'camp(ギイ・ボンタンペリ)
- 「そんな夜もあるわ」Mais il y a des soirs(アルディ)
- 「しあわせな愛はない」Il n’y a pas d’amour heureux(ルイ・アラゴンの詩 / ジョルジュ・ブラッサンス)
- 「素敵だったわ」C’était charmant(アルディ)
国外での初期バージョン
南アフリカ共和国、1968年:LP、Ma jeunesse fout le camp…、ワールド・レコード(ORL 6016)
オーストラリア、1968年:LP、Ma jeunesse fout le camp…、フォノ・ヴォックス(LPV 005)
カナダ、1968年:LP、Ma jeunesse fout le camp…、ディスク・ヴォーグ/ヴォーグ国際産業(VC 6020)
イギリス、1968年:LP、Il n’y a pas d’amour heureux、ユナイテッド・アーティスツ(ULP 1191)[11]
アメリカ合衆国、1969年:LP、Mon amour adieu、リプリーズ・レコード(RS 6345)[12]
フランスでの再発盤
- 1967年:LP(簡易ジャケット)、Ma jeunesse fout le camp...、クンダリーニ/ヴォーグ(CLD 720)
- 1995年:CD(ジュエルケース)、Ma jeunesse fout le camp...、クンダリーニ/ヴォーグ/ヴァージン(7243 8 40637 2 6)
- 2000年:CD(デジパック)、Ma jeunesse fout le camp...、クンダリーニ/ヴォーグ/ヴァージン(7243 8 40501 2 2)[14]
- 2014年:CD(ジュエルケース)、Ma jeunesse fout le camp…、クンダリーニ/ヴォーグ/パーロフォン(7243 8 406372 6).
- 2016年12月2日:LP 180gヴァイナル(簡易ジャケット)、Ma jeunesse fout le camp…、パーロフォン/ワーナー・ミュージック・フランス(0190295 993535).
国外での再発盤
日本、2016年12月:CD(ジュエルケース)、『もう森へなんか行かない』、パーロフォン/ワーナーミュージック(WPCR-17553)
フランソワーズ・アルディのために外国語に翻訳された曲
- 「素敵だったわ」C'était charmant
オーストラリア、1966年:Tell them you're mine(ミラー、アルディの曲の歌詞を翻訳)、SP、ディスク・ヴォーグ/フォノ・ヴォックス(SPV-4012)
- 「ヴォアラ」Voilà
イタリア、1967年:Gli altri(エルベルト・パガーニ、アルディの曲の歌詞を翻訳)SP、ディスク・ヴォーグ/ヴォーグ国際産業(J 35137)
- 「夏の終わり」La Fin de l'été
イタリア、1968年:Io conosco la vita(アルベルト・テスタ、 ジャン=マック・リヴィエール/ジェラール・ブルジョワの曲の歌詞を翻訳)SP、プロダクション・アスパラガス/Compagnia Generale del Disco (N 9697)
フランソワーズ・アルディ曲のカバー
- Au fond du rêve doré
フランス、2016年6月10日:エールとフランソワーズ・アルディ、2枚組CD(コンピレーション)、Twentyears、パーロフォン(…)[16]
- Mais il y a des soirs
ケベック州、1969年:ジネット・リノ、LP、Ginette Reno à la Comédie canadienne '69、グランプリ(GPS.3304)
サンプリング
- 「ヴォアラ」Voilà
イギリス、2009年11月、ロビー・ウィリアムズ:CD、『ヴィデオ・スターの悲劇, ヴァージン・レコード/EMI(B002L16Q3G)
- 楽曲「ユー・ノウ・ミー」でフランソワーズ・アルディの曲のサンプリング・ループが使用された
ケベック州、2011年9月、ダーティー・ビーチズ:CD、Badlands、Zoo Music
- 楽曲 Lord Knows Best でフランソワーズ・アルディの曲のサンプリング・ループが使用された
映画で使用された曲
- 「水の中の環」Des ronds dans l'eau
イタリア、2003年:『リメンバー・ミー』、ガブリエレ・ムッチーノ監督の映画 – CD、サウンドトラック、BMG/RCA(28765 77062).
- 「もう森へなんか行かない」Ma jeunesse fout le camp…
フランス、2011年:La Mauvaise Rencontre、フィリップ・グランベールの小説を原作としたジョゼ・ダヤンが監督したテレビ映画、フランス2で放映
独自に歌詞を付けた曲
- 「もう森へなんか行かない」Ma jeunesse fout le camp…
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脚注
外部リンク
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