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やまと (スーパーマーケット)
日本の山梨県韮崎市に本社があった企業 ウィキペディアから
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株式会社やまとは、かつて山梨県韮崎市に本社を置き、食品スーパーマーケットチェーンを展開していた企業。2017年(平成29年)12月に自己破産。
概要
1912年(大正元年)に韮崎市で鮮魚店を開業したのが始まり[2]。1951年(昭和26年)に株式会社化した。1975年(昭和50年)食品スーパーに転換し[3]、韮崎市、峡北エリアを中心に店舗展開していた[1]。2017年(平成29年)12月7日、自己破産と店舗の閉店を決定し[3][4]、同年12月18日に甲府地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[5]。負債総額約16億7,000万円[3]。2008年に16店舗[1]。2014年(平成26年)6月に14店舗、自己破産時は9店舗[1]に、310人いた従業員も44人に減らしていた[1][6]。正社員44人を含めた約170人は解雇された[7]。最盛期の2000年(平成12年)6月期に約78億9,200万円だった売上高は2017年6月期には約27億4,700万円に落ち込んでいた[7]。
代表取締役社長であった小林久も、2017年(平成29年)12月に甲府地方裁判所に自己破産を申請。2018年(平成30年)3月に破産手続開始決定を受けた[8]。
やまとは、破産費用不足のため、2019年(令和元年)7月19日に甲府地方裁判所から破産手続廃止決定を受け[9]、同年8月22日に法人格が消滅した。
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店舗
店舗はいずれも山梨県内に存在した。
経営破綻時に営業していた店舗
多くの店舗跡はドラッグストアや県外系スーパーが居抜き出店している。
- 富士見店(韮崎市富士見2-12-36[10])
- 山梨県民信用組合須玉支店に隣接していた。
- 跡地にはマックスバリュ東海(イオングループ)のザ・ビッグ北杜須玉店[12]が出店した(2018年7月6日開店[13]、2019年7月1日にイオンビッグへ移管)。
- 長坂店(北杜市長坂町長坂上条2350-6[10])
- 小淵沢店(北杜市小淵沢町3181-1[10]) 跡地はクスリのサンロード小淵沢店
- 武川店(北杜市武川町牧原2155[10](現:2156-1[14]))
- 跡地は2022年3月より建物はそのまま工場へと転用され、株式会社オキサイド第6工場[14]。
経営破綻前に閉店した店舗
- 住吉店(甲府市)
- フジミモール店(韮崎市)
- 竜王店(甲斐市)
- 甲府銀座店(甲府市)
- 甲府中央商店街内に2店舗出店していた。
- 市川大門店(市川三郷町)
- 跡地はセルバ市川三郷店。
- 増穂店(富士川町)
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ロケ地
- フジテレビ系列のテレビドラマ『スターマン・この星の恋』にて市川大門店が登場している。作中でも『やまと』と呼ばれていた。
- 武川店がテレビアニメ「スーパーカブ」に出てくる「スーパーむかわ」のモデルとなっている。
書籍
経営破綻から8ヵ月後の2018年8月25日、商業界から前社長であった小林久の著で、『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』(ISBN 4785505397)が発刊された[8][18]。
脚注
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