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アケーディア (駆逐艦母艦)
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アケーディア(英語: Acadia、AD-42)は、アメリカ海軍の駆逐艦母艦(AD)。イエローストーン級駆逐艦母艦の2番艦で、艦名はアーカディア国立公園に因み、アメリカ海軍での艦名としては初代にあたる[4]。
諸元についてはイエローストーン級駆逐艦母艦を参照。
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艦歴
アケーディアは、1978年2月14日にナショナル・スチール・アンド・シップビルディングで起工された[1]。1979年7月28日に進水し、1981年6月6日に就役した[1]。
イラン・イラク戦争中の1987年5月に、アメリカ海軍のミサイルフリゲート「スターク」がイラク軍のミラージュF1戦闘機から対艦ミサイルを誤射され大破した際には、バーレーンに派遣されてスタークの修理に当たった[4]。
1991年の湾岸戦争では、姉妹艦のイエローストーンやケープ・コッドと共に中東に派遣され、現地に集結した海軍艦艇の補給・維持に従事した[5]。アケーディアは女性の乗員を乗せて湾岸戦争に参加した最初のアメリカ軍艦で、乗員1,250名の約1/3にあたる360名が女性であったが、8か月の配備期間中に一割に当たる36名に妊娠が判明し、妊婦は産科医まで6時間以内の場所に勤務させるという海軍の規則に従って配置転換された[6][7]。このため、一部でアケーディアは「ラブボート」と呼ばれることになった[7]。ただし海軍は、これは乗艦前に妊娠して乗艦後の検査で判明した9名を含んでおり、残る者についても途中寄港先での自由上陸中の行為による可能性もあり、必ずしも勤務中の性的関係を禁じた規則に反したとは断定できないとしている[7]。
1994年12月16日に退役し、2007年12月13日に海軍艦艇登録簿から除籍された[1]。最終的に、2010年9月20日にグアムで行われたヴァリアント・シールド2010演習で実艦標的となり沈没した[1][8][注釈 1]。
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脚注
参考文献
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