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アシュトーシュ・ゴーワリケール
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アシュトーシュ・ゴーワリケール(Ashutosh Gowariker、1964年2月15日 - )は、インドのヒンディー語映画で活動する映画監督、脚本家、映画プロデューサー、俳優。代表作には『ラガーン』『Swades』『Jodhaa Akbar』があり、『ラガーン』は第74回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされている[1][2]。
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生い立ち
コールハープルで暮らすマラーティー語話者の夫婦(アショーク・ゴーワリケール、キショーリ・ゴーワリケール)の息子として生まれる[3][4]。1988年にスニタ・ムカルジー(デーブ・ムカルジーの娘)と結婚し[5][6]、彼女との間に2人の息子をもうけた[7]。
キャリア
要約
視点
俳優
1984年にケタン・メータの『Holi』で俳優デビューした。その後は『Kacchi Dhoop』『Circus』『CID』『Naam』『Goonj』『Chamatkar』『Kabhi Haan Kabhi Naa』などのテレビシリーズや映画に出演した。2016年にはプリヤンカー・チョープラーがプロデュースしたマラーティー語映画『Ventilator』に出演している。
監督

1993年に『Pehla Nasha』で監督デビューし、1995年には『Baazi』を製作するが、両作とも批評家から酷評され、興行的にも失敗している[8][9]。2001年にはイギリス領インド帝国の村を舞台に、ラガーン(地税)の免除を賭けてイギリス軍将校の提案したクリケットの試合に挑む村人たちを描いた『ラガーン』で監督を務めた。同作はアーミル・カーンがプロデュースし、彼とグレーシー・シンが主要キャストとして出演しており、批評家からは演出・音楽・キャストの演技・反帝国主義的な物語を絶賛され、興行収入6億7000万ルピーを記録するヒット作となった[10][11]。ゴーワリケールはフィルムフェア賞 監督賞、フィルムフェア賞 原案賞を受賞し、『ラガーン』も国家映画賞 健全な娯楽を提供する大衆映画賞、フィルムフェア賞 作品賞を受賞した。また、アカデミー国際長編映画賞にもノミネートされており、同賞にノミネートされたインド映画は『インドの母』『サラーム・ボンベイ!』に続いて『ラガーン』が3本目である。
2004年に『Swades』の監督を務め、主要キャストとしてシャー・ルク・カーンとガーヤトリー・ジョーシーが出演している。同作はNASAのプロジェクトマネージャーを主人公に、インドに帰国した主人公が教育・医療・インフラ問題に取り組みながら故郷の村の発展に尽くす物語であり、批評家からは演出・音楽・脚本・キャストの演技が高く評価され、フィルムフェア賞作品賞、フィルムフェア賞監督賞にノミネートされたものの、興行成績はボックスオフィス・ボムとなっている[12]。『Swades』は興行的には振るわなかったものの、観客からはカルト的な人気を集めている[13]。
2008年に『Jodhaa Akbar』の監督を務め、主要キャストとしてリティク・ローシャンとアイシュワリヤー・ラーイ・バッチャンが出演している。同作は16世紀のムガル帝国を舞台に、政略結婚で結ばれたムガル皇帝アクバルとアンベール王国の王女ジョーダー・バーイーのロマンスを描いており、批評家からは演出・音楽・衣装デザイン・振り付け・キャストの演技が高く評価され、フィルムフェア賞作品賞、フィルムフェア賞監督賞を受賞した。また、興行収入12億ルピーを記録するヒット作となり[14]、英国映画協会の「21世紀のボリウッド映画ベスト10」にも選出された[15]。
2009年に『What's Your Raashee?』の監督を務め、プリヤンカー・チョープラーが12役を演じている[16]。同作はマドゥー・ライのグジャラート語小説『Kimball Ravenswood』を原作に、グジャラート州出身のNRIが12人の花嫁候補の女性の中から10日以内に結婚相手を選ぶロマンティック・コメディであり、第34回トロント国際映画祭でプレミア上映された。批評家からは音楽とプリヤンカー・チョープラーの演技は高く評価されたものの、脚本や物語のペース配分については批判された。また、興行成績も平均を下回った[17]。2010年に『Khelein Hum Jee Jaan Sey』の監督を務め、主要キャストとしてアビシェーク・バッチャンとディーピカー・パードゥコーンが出演している。同作はチッタゴン武器庫襲撃を題材としたノンフィクション『Do and Die : The Chittagong Uprising 1930–34』を原作としており、批評家からは酷評され、興行的にも失敗している[18]。
2016年に『Mohenjo Daro』の監督を務め、主要キャストとしてリティク・ローシャンとプージャー・ヘーグデーが出演している[19][20]。同作は紀元前2016年のインダス文明を舞台に、モヘンジョダロを訪れた農民が文明を守るために強大な敵に戦いを挑む物語であり、批評家からは酷評され、興行的にも失敗している[21]。2019年には第三次パーニーパットの戦いを描いた『Panipat』の監督を務め、主要キャストとしてアルジュン・カプール、サンジャイ・ダット、クリティ・サノンが出演している。同作も批評家から酷評され、興行的にも失敗している[22]。
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フィルモグラフィー
監督作品
出演作品
- Holi(1984年)
- Naam(1986年)
- West Is West(1987年)
- Kachchi Dhoop(1987年)
- Bharat Ek Khoj(1988年)
- Jaat(1988年)
- Goonj(1989年)
- Ek Ratra Mantarleli(1989年)
- Indradhanush(1989年)
- Salim Langde Pe Mat Ro(1989年)
- Gawaahi(1989年)
- Circus(1989年)
- Indrajeet(1991年)
- Chamatkar(1992年)
- Jaanam(1993年)
- Vazir(1994年)
- Kabhi Haan Kabhi Naa(1994年)
- Aahat(1995-2015年)
- Sarkarnama(1998年)
- Woh(1998年)
- CID(1998-1999年)
- Ventilator(2016年)
- Kaala Paani(2023年)
受賞歴
インドの賞

海外の賞
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出典
外部リンク
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