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アドリアンネ (ブレーキンゲ公)

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ブレーキンゲ公爵アドリアンネ・ヨセフィーネ・アリス王女スウェーデン語: Prinsessan Adrienne Josephine Alice, hertiginna av Blekinge2018年3月9日 - )は、スウェーデン王女[2]ヘルシングランドおよびイェストリークランド公爵マデレーン王女クリストファー・オニールの間に第3子として生まれた。王位継承順位は姉のゴットランド公爵レオノール王女、兄のオンゲルマンランド公爵ニコラス王子に次ぐ第10位。

概要 アドリアンネ・アヴ・スヴェーリエ Prinsessan Adrienne av Sverige, 全名 ...
概要 スウェーデン王室 ...
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経歴

要約
視点

誕生

アドリアンネ王女は2018年3月9日に、ストックホルムダンデリード病院スウェーデン語版で生まれた。出生時の体重は3,465グラム、身長は50センチである[3]。同日、ストックホルムのシェップスホルメン島スウェーデン語版では王女の誕生を祝して21発の礼砲英語版が捧げられ、ヨーテボリカールスクルーナヘルネサンドスウェーデン語版ボーデンスウェーデン語版などでも同様に礼砲が捧げられた[4]3月12日ストックホルム宮殿晩餐会の広間スウェーデン語版で開催された閣議スウェーデン語版において、国王カール16世グスタフより新しいスウェーデン王女の名前と称号が発表された[2]。なお、アドリアンネに贈られた称号・ブレーキンゲ公爵は、ブレーキンゲの名を冠する初の公爵位である。その後、王宮付属の礼拝堂スウェーデン語版において「テ・デウム」による感謝拝が執り行われた。この礼拝には、王族や議会、政府代表などが参列している[5]

命名

アドリアンネという名前は、スウェーデン王族としては初めての命名である。ヨセフィーネは、彼女の父方の曾祖母ジョセフィン・シザーリオに由来しており、母親であるマデレーン王女のファースト・ネームとも共通している。アリスはシルヴィア王妃の母、彼女から見て母方の曾祖母であるアリス・ゾマラートスウェーデン語版に由来する[6]

洗礼

アドリアンネ王女は、2018年6月8日ドロットニングホルム宮殿の付属礼拝堂で洗礼を受けた。この礼拝堂は、姉のレオノール王女や兄のニコラス王子のバプテスマが行われた場所でもある[7]。アドリアンネのバプテスマは、ウプサラ大監督アンシェ・ヤケレン、ストレングネース監督ヨハン・ダルマンスウェーデン語版司祭ミカエル・ビェルクハーゲンスウェーデン語版らが中心となり執り行われた[8]。なお、長丁場の洗礼式に退屈したレオノール王女が途中で遊びだす光景も見られた[9][10]

王族身分の一部喪失

2019年10月7日、アドリアンネ王女を含めた国王カール16世グスタフの孫5人を、スウェーデン王室の正式な構成員から除名する決定が発表された[11]。王室構成員が増加したことにより、財政面での圧迫を問題視する声が増えたことに対する措置である[1][11]

これにより、アドリアンネ王女を含めた5人は、王子(Prins)、王女(Prinsessa)、それぞれの公爵号(Hertig, Hertiginna)は保持するが、殿下(Hans Kunglig Höghet, Hennes Kunglig Höghet)の敬称を失うこととなった[1][11]。また、王室から外れることで公務が免除されるが[12]、スウェーデン国民の税金から成る王室手当の支給もなくなる[1][11]。なお、「正式な」王室から外れても王室の一員ではあり続けるため、アドリアンネ王女の王位継承権は保持される見込みとなっている[11]

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栄典

称号

  • ブレーキンゲ公爵アドリアンネ王女殿下(Hennes Kunglig Höghet Adrienne, Prinsessa av Sverige, Hertiginna av Blekinge、2018年 - 2019年)
  • ブレーキンゲ公爵アドリアンネ王女(Prinsessan Adrienne, Hertiginna av Blekinge、2019年 - )[13][1]

叙勲

系図

さらに見る アドリアンネ王女の系譜 ...

脚注

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