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アマディアス湖

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アマディアス湖
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アマディアス湖[1](アマディアスこ、: Lake Amadeus) は、オーストラリア大陸のほぼ中央に当たるノーザンテリトリー南西部の角に位置する、ウルル(エアーズロック)地域にある巨大な塩湖である。現地ピチャンチャチャラ語では単に「塩湖」を意味する「パントゥ (Pantu)」の名で呼ばれている。

概要 アマディアス湖 Lake Amadeus, 位置 ...

日本語では、言葉の揺らぎ、表記揺れにより、「アマデウス湖」「アマジアス湖[2]」「アマデュース湖[2]」とも呼ばれる。

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概要

ノーザンテリトリーで最大の塩湖である。時々ほぼ完全に干上がる。雨季に流入する雨水は東進し、最終的にフィンケ川英語版に繋がっている。

最寄りの町「ピーターマン英語版」から名を採ったピーターマン造山運動英語版によって形成された地形の一つである。そう遠くない場所に、上述したウルル(エアーズロック)のほか、カタ・ジュタコナー山英語版がある。

古来、この湖と周辺地域はアボリジニの土地であり、1979年からはこの年に設立されたカティティ・アボリジニ・ランドトラスト(英:Katiti Aboriginal Land Trust)が、その後、現在は同ランドトラストとピーターマン・アボリジニ・ランドトラスト(英: Petermann Aboriginal Land Trusts)によって保護されている。

名称

"Lake Amadeus" はエポニムである。1872年探検家アーネスト・ジャイルズがこの湖を“発見”した。彼は、後援者であるフェルディナント・フォン・ミュラー男爵にちなんでこの湖を「フェルディナント湖 (Lake Ferdinand)」と命名するつもりでいたが、ミュラーは固辞し、この栄誉を時のスペイン王サボヤ朝スペイン国王)アマデオ1世に捧げるようジャイルズを説得し、かくして、スペイン語で "Lago Amadeo(ラーゴ アマデオ)"、英語で "Lake Amadeus(レイク アマディアス)" と呼ばれることになった。

ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

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