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アラビア表示形B

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アラビア表示形B(アラビアひょうじけいB、英語: Arabic Presentation Forms-B)は、Unicodeの162個目のブロック

概要 範囲, 面 ...

解説

アラビア語で用いられる基本的なアラビア文字の独立形(ISOLATED FORM)・語頭形(INTIAL FORM)・語中形(MEDIAL FORM)・語末形(FINAL FORM)などの単語内の位置による字形の変化グリフや、文字同士の合字、アラビア語でよく用いられる単語や文章の合字などが収録されている。

実装上はアラビア文字ブロック0600-06FFにある文字を用いることが推奨されており、本ブロックの文字の一部は、文脈上の形状の変化が意味的に重要なアラビア式数学で使用される[1]

なお、アラビア語以外の言語で用いられる拡張文字の単語内位置による異体字形はアラビア表示形Aブロックに収録されている。

Unicodeのバージョン1.1において初めて追加された。

収録文字

要約
視点
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小分類

このブロックの小分類は「アラビア文字の点の前進を伴う形用のグリフ」(Glyphs for spacing forms of Arabic points)、「字形の一部」(Glyph part)、「アラビア文字の文脈形式の基本グリフ」(Basic glyphs for Arabic language contextual forms)、「特殊文字」(Special)の4つとなっている[1]。本ブロックでは、Unicodeのバージョン更新時の文字追加が隙間を埋める形で行われた影響で、同一の小分類に属する文字が飛び飛びの符号位置に割り当てられていることがある。

アラビア文字の点の前進を伴う形用のグリフ(Glyphs for spacing forms of Arabic points

この小分類にはアラビア文字のうち、母音記号などのダイアクリティカルマークを文字幅を持った、前進を伴う(spacing)記号として表示するための文字が収録されている。

字形の一部(Glyph part

この小分類にはアラビア文字のうち、なんちゃらかんちゃらが収録されている。

アラビア文字の文脈形式の基本グリフ(Basic glyphs for Arabic language contextual forms

この小分類にはアラビア文字の独立形(ISOLATED FORM)・語頭形(INTIAL FORM)・語中形(MEDIAL FORM)・語末形(FINAL FORM)などの単語内の位置による字形の変化グリフが収録されている。

特殊文字(Special

この小分類にはアラビア文字のうち、バイト順マーク(Byte Order Mark)と呼ばれる不可視の制御文字1文字のみが収録されている。

文字コード

アラビア表示形B(Arabic Presentation Forms-B)[1]
Official Unicode Consortium code chart (PDF)
 0123456789ABCDEF
U+FE7x ﹿ
U+FE8x
U+FE9x
U+FEAx
U+FEBx ﺿ
U+FECx
U+FEDx
U+FEEx
U+FEFx
注釈
1.^バージョン16.0時点
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履歴

以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。

さらに見る バージョン, コードポイント ...
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出典

関連項目

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